任意予防接種について学ぼう。接種した方が良いのでしょうか?

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出産後、予防接種の接種もれがないか結構心配になりますよね。

予防接種といっても、定期接種のものと、任意接種のものがあります。

定期接種はすべておこなったけれど任意接種は受けていなくて、接種するべきか良くわからない、というママも多いと思います。

そこで、任意接種の予防接種についてまとめました。



ロタウイルス

ロタウイルスは接種時期が早いこともあり、接種時期を過ぎてしまってから、ロタウイルスのワクチン接種があったことを知るということも少なくありません。
ロタウイルスとは、胃腸炎を起こすウイルスで、乳幼児の場合、感染すると重症化する可能性があります。
ロタウイルスに感染すると、嘔吐・下痢・発熱等の症状があらわれ、治るまで1週間程かかります。
特に下痢は白っぽい色の水便がでます。
【接種時期】
ロタウイルスのワクチン接種には1価ワクチン・5価ワクチンと2種類のワクチンがあります。
1価ワクチンは2回接種が必要です。接種時期は生後6週~24週で、1回目を打ち終わって4週の期間をあけて2回目を接種します。2回目の接種は24週までに打ち終わるようにします。
5価ワクチンは3回接種が必要です。生後6週~32週で、32週までに3回を打ち終わるようにします。
【副作用】
下痢・発熱・嘔吐・不機嫌等が主な副作用の症状ですが、腸重積の症状を起こすこともあるようです。

おたふくかぜ

おたふくかぜというと、頬がぷくっと膨れる症状が出るというイメージがありますが、正確には、おたふくかぜは流行性耳下腺炎といって、耳下腺が腫れる症状があらわれます。
ほとんどの場合、1週間~10日で症状が回復してきますが、感染経路が飛沫、接触で感染する為、保育園に通い始めたり、児童館や、支援センターに通っている等の場合は注意が必要です。
ワクチンを接種することで、90%が感染を防ぐことができるといわれています。
【接種時期】
1歳を過ぎたら接種することができます。1回目を接種した後2~4年をあけて2回目を接種します。
接種を考えているのであれば、1歳をすぎたら出来るだけ早めに接種するのが良いです。
【副作用】
接種後、熱が出たり、耳下腺が腫れる症状があらわれることがあります。

インフルエンザ

インフルエンザのワクチン接種は大人でも行うことが多いので、聞き慣れたワクチンですね。
子供にも接種した方が良いのか悩むこともあると思います。
インフルエンザは普通の風邪と違い、大人でも重症化する恐れのあるウイルスです。
免疫力の弱い子供に感染すると大人よりも重症化する可能性が多い為、ワクチンを接種できるのでれば接種しておいた方が安心ですね。
【接種時期】
インフルエンザのワクチンは大人の場合は1回接種が多いですが、子供の場合1回では免疫がつきにくいことから2回接種を行います。
インフルエンザの流行する前には2回接種を終えておくのが望ましいです。
1回目を10月11月、2回目を最低でも11月中旬くらいまでに打ち終わるようにするのが良いです。
【副作用】
ショック症状や、蕁麻疹、呼吸困難等の副作用があらわれることがあります。
特に卵アレルギーの子供はアレルギー反応がでてしまうことがあるため、接種前に必ず医師に相談する必要があります。

B型肝炎

B型肝炎の予防接種は接種を悩むママが多いと思います。B型肝炎ウイルスに感染すると、ウイルスが肝臓に悪さをして、肝硬変や肝臓癌を引き起こします。
感染の原因として、母親がB型肝炎で分娩時に感染する、輸血で感染する等が考えられます。
子供が感染することも多く、原因がわかわない場合もあります。
【接種時期】
生後すぐから接種が可能です。十分な免疫をつける為には全部で3回接種する必要があります。
【副作用】
まれに接種部位が赤くなる、発熱の副作用があらわれることがあります。

A型肝炎

あまり気き慣れないものですが、このA型肝炎ウイルスは経口感染です。
ウイルスの付着した食べもの等を口にすることで感染します。
感染すると、発熱や黄疸があらわれることがありますが、症状が軽く知らない間に感染し、治ってしまうこともあります。
重症化すると、肝炎になり、治るまで数か月かかってしまう事もあります。
【接種時期】
1歳から接種可能です。全部で3回接種する必要があります。
【副作用】
接種部位の赤み、蕁麻疹、発熱等があらわれる場合があります。

東南アジアに旅行予定のある場合は必ず接種をしましょう。

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