妊娠中って、便秘になったママも多いんじゃないでしょうか?
普段は快便な私も、あの時は辛かったなあ。思い出しただけで、お腹を押さえてしまうくらいです。
産まれてきたばかりの赤ちゃんは、毎日毎回のように黄色いウンチが出ていますが、離乳食が始まると様相が変わってきます。
出る回数が減ってくると、赤ちゃんも便秘になっているのでは?と思って、心配になりますよね。
でもそれって、本当に便秘なんでしょうか? また便秘だった場合、どうしたらいいのでしょう。
離乳食でウンチが変わる
離乳食を始めたら、なかなかウンチが出なくなったみたい。
便秘になっちゃったのかな?と思いがちですが、実は珍しいことではないんです。
離乳食が始まるとミルクや母乳の量が減って、水分の摂取量が減ることになったり、腸内細菌のバランスが変わったりと、さまざまな変化が起こります。
そのため、ウンチの回数が減ったり、逆に多くなったりする赤ちゃんもいるんですよ。
便秘かな?と思ったらまずチェック!
ウンチの回数で判断してしまいがちですが、便秘とは便が固くてなかなか出ない状態のことをいいます。
毎日出ていても、2~3日に1回でも、やわらかいウンチがスムーズに出るなら心配ありません。
以下の点に注意してみてください。
□ウンチをするとき、苦しそうにしている。
□ウンチが固くてコロコロしている。
□いつも機嫌が悪い。
□おなかが張っている。
□食欲がない。
綿棒の出番です!
ウンチが固くてなかなか出ない、そんな時は綿棒を使って肛門を刺激してあげましょう。
綿棒にオリーブオイルなどを塗って、2cmくらいの出し入れを何回か繰り返します。
私も産婦人科で看護師さんたちがするのを見たことがありますが、意外と奥まで入れて、グリッと回す感じにしていました。
浣腸はくせになる、と心配する人もいるらしいですが、綿棒浣腸はくせにはならないそうです。
あと、お腹に「の」の字を書くように、丸く優しくマッサージしてあげるのも効果的です。
メニューにも、ひと工夫
この頃の便秘は、水分や繊維質、脂肪分などの不足からくることがあります。
ウンチを出やすくするような離乳食になるよう、工夫してみましょう。
いも類や豆類、ほうれん草などといった繊維質の多い野菜を使います。
水分もたっぷりと摂れるように、スープにしてもいいですね。
また、柑橘類の果汁やプラムなども、効果的といわれています。
ウンチの様子も見てみてね
ウンチの色や形は、赤ちゃんの健康状態のバロメーター。
黄色や緑色は健康なウンチ。
病気が隠れている場合のウンチは、真っ黒なタール便、全体が白っぽい白色便、血液の混じった血便などです。
これらの「黒、白、赤」のウンチが出た時や、おなかが張って吐き出した時、5日以上ウンチが出ない時などは、病院を受診しましょう。
心配な時は、ウンチのついたおむつを持っていき、診てもらうようにしましょう。