妊娠中、育児中は本当に様々なことがあります。時にはくじけそうになる時も。そんな時に読むとちょっと元気になる本をご紹介します。
お母さんは万能ではない。笑顔のママでいるために。
妊娠して出産してお母さんになる。
お腹の中で育ててはいたものの、実際に小さな命をその手に託される。
会えるのを楽しみにしていたものの、その責任の大きさに押しつぶされてしまいそうになる人もいるはず。
妊娠中も、楽しみな反面不安になってしまうこともありますよね。
特に最初のお子さんであれば尚のこと、分からないことだらけで不安だったりすることも多いでしょう。
そんな時自分の気持ちを素直に話ができる相手がそばにいてくれる人は幸運です。ですが、実際にはなかなかそうもいかないもの。
周りのお母さんたちはきちんと出来ているのになんだか自分だけちゃんと出来ていないダメな母親な気分になったりはしませんか?
実際はそんなことはないのに。
お母さんになったからって理想の母親像にしばられる必要はないのです。
だけど、やっぱり子供の前では笑顔のお母さんでいたいですよね。
妊娠中だって、出来るだけハッピーな気持ちで過ごしたい。
なんだかちょっと落ち込んでしまった時や迷ったときに気持ちが楽になるような、そんな本を厳選してご紹介します。
妊娠中からおススメ。「大丈夫やで」
有名な本なのでご存知の方も多いでしょう。
この本を書かれている坂本さんは和歌山の助産院の助産師さん。
なんと4000人近い赤ちゃんをとりあげた現役の日本最高齢の助産師さんで、助産師さんだからこその厳しくも温かいアドバイスが満載の一冊です。
個人的にはこの関西の語り口が心地よく、言葉がすうっと入ってきました。出産前の妊婦さんには安心して出産を迎える後押しになると思いますし、出産後も勇気づけられる本です。
赤ちゃんをむかえるのが楽しみになる1冊。兄弟児にもおすすめ「みんな赤ちゃんだった」
赤ちゃんの仕草や行動が細かく、可愛らしくのっている絵本。
既にその時期の子育てを終えているママにとっては微笑ましく懐かしく、幼かった頃の我が子のことを思い出す癒しの一冊ですし、これからママになる妊婦さんにとっては赤ちゃんに会うのがとても楽しみになるような絵本です。
2人目妊娠中のママさんがこれからお兄ちゃんお姉ちゃんになる上のお子さんに見せてあげるのもおススメ。
出産祝いにも喜ばれる1冊です。
「「育てにくい子」と感じたときに読む本」
同じ年齢や月齢のお子さんと比較して、なんだかうちの子ちょっと違うかも、と不安になることもあるかもしれません。
筆者はそんな時とにかくネットで色々と調べまくってしまいました。
発達障害について調べたり、その中のいくつかの特徴に「当てはまる。これはちょっと当てはまらないかな」などと花占いのようなことをしては一喜一憂したりしていました。
そんな時期に読んで気持ちがすっとした本がこの「「育てにくい子」と感じたときに読む本」です。
「なんだかうちの子ほかの子よりも育てにくいかもな」と感じたときに、色々と調べるのも良いのですが、逆に不安になってしまったりします。そんな時はまずこの本を読んでみてください。
「身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本」
これは育児や子供に特化した本ではありません。
ただ、身近な人との関係を「自分の中で」改善するのに役立つ本です。
ある程度子供も大きくなってくると親との関係性も変わり、いわゆる思春期には反抗期もあって複雑化してきます。
旦那さんとの関係性やほかの家族親戚など色々な人とのかかわりの中で、理不尽な扱いや出来事に遭遇した際に、どういう捉え方をしたら良いかを教えてくれる1冊です。
色々な事を真正面から受け止めてつらくなってしまう、そんな人には是非読んでもらいたい1冊です。