上の子が赤ちゃん返りをする理由と接し方

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1人目の子の育児が少し落ち着いたので2人目を出産したのに上の子が今まで出来ていたことができないと言ったり、魔の2歳児のイヤイヤ期のようにだだをこねたり中にはおっぱいを欲しがったりまるで赤ちゃんに戻ってしまったかのような行動をとるのを赤ちゃん返りと言います。この赤ちゃん返りは何なのか?どうしたら良いか?などまとめてみました。

どんなことするの?

赤ちゃん返りって実際どんなことをするのかと言うと哺乳瓶で飲み物を飲みたがったり物に八つ当たりしたりする子もいるようです。下の子が哺乳瓶でミルクを飲んでいると取り上げてしまったり下の子に意地悪をしてみたり内容は様々ですが、どれも2人目の育児で大変なママにとっては厄介な行動でもありますよね。

どうして赤ちゃん返りするの?

赤ちゃんが生まれるとどうしても赤ちゃんが主役のようになってしまいます。それまでパパやママやお爺ちゃんお婆ちゃんも独り占めだった生活から、新たな主役が現れたことでそれまでの生活とはかなり変わってしまいます。この環境の変化に心がついて行けず起こる行動&自分に注目して欲しいという願望からこういった行動があると言われています。一時的なもので病気とかでは全くないものなので心配はいりません。

言ってはいけない言葉とは?

よく言ってしまいがちな言葉ですが『もうお兄ちゃん(お姉ちゃん)なんだからね』と言う言葉は何か出来たときに使う褒め言葉として使い言い聞かせで使うのはNGです。言い聞かせの場面で使ってしまうと嫌な言葉として学んでしまうのでNGなのです。
また下の子の面倒を見ているとき・家事をしているときでも『忙しいから少し待っててね』などの言葉もNGです。下の子が泣いたら家事中でも飛んで行きますよね?自分のときは来てくれない・してくれないと思ってしまうのでNGです。

どう接したら良いの?

この時期の子への接し方は、何でもなるべく上の子からすること。お兄ちゃんだからお姉ちゃんだからと後回しや我慢はさせないようにしましょう。上の子の年齢にもよりますが、下の子のお世話で出来ることを探してあげてお世話のお手伝いをさせてみることも自覚を持たせるには良いかもしれないですね。その際嫌がったら無理にさせないことが注意です。

まとめ

赤ちゃん返りとは、家族を下の子に取られてしまったという寂しさのあまり意地悪してみたりわざと言うことを聞かなかったりしてしまいます。何でも上の子を優先しているつもりでも上手く本人に伝わってない場合もあるので、ご両親などに下の子を預かってもらえる環境なら定期的に数時間預けて見てもらいその日はパパとママを独り占めに出来る日を作るなどして、上の子も甘えられる時間を作ることも大事なことだと思います。この時期ママはとっても大変ですが、一時的なことですぐに下の子を可愛がるようになりますよ!

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