つわりの症状に合わせた対策5つ

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つわりと言っても症状はいろいろ。

中にはつわりではなく、“妊娠初期症状”のひとつと言われるものもありますが、「これもつわりの仲間なんだ!」とわかれば対処法もみつけやすいのではないでしょうか?

また、つわりの症状も妊娠期間中に変化することもあるそうなので、前もって知っておくと安心です。

こちらでは妊娠中に現れやすい症状と対策を5つ取り上げてみました。



●ムカムカ・吐き気

食べてももどしてしまう“吐きつわり”。
空腹時は気持ち悪くなる“食べつわり”。
匂いを嗅いだだけでウッとなる“匂いつわり”。

お腹の赤ちゃんへの栄養が気になるので何とかしたいのに、辛いですよね。

対処法として、吐きつわりの場合食べれるものを食べたい時に食べれる量を、そして水分をしっかり取ることを心掛けます。

食べつわりにはクラッカーがよくすすめられています。手当たりしだい食べ物を口にしていたら、後半で体重制限に苦しむことになるので、飴やガムで気を紛らすのも良いでしょう。

匂いつわりで多いのはご飯が炊ける時の匂い。
炊飯中はキッチンに居ない、またはレトルトご飯を利用する。

香料が駄目な場合は、シャンプーなど無香料のものに変える。

マスク着用してもまだ不快な場合、ハーブの香り付きのマスクを試してみましょう。

●よだれつわり

恥ずかしながら、こんなつわりがあるとは知りませんでした。
起きている時だけでなく、寝ている時も出続けるようで、どこかが痛むというわけでなくてもかなり苦痛な症状で本当に大変だと思います。

みなさんがされてる対処法はペットボトル。
外出時では中が見えないようにボトルカバーなどを装着し、周りからは飲み物を飲んでいるようにカモフラージュ。

また、嘔吐用のエチケット袋なら水分を吸収してくれそのまま処分できるので、外出時に携帯しておくのも◎。
飴やガムで紛らわせる方法もあります。

就寝時の対策としては洗面器やバスタオルを枕元に置く、という声が多かったです。

唾液過多症とも呼ばれるようですが、あまり周知されていないこともありこの症状を抱える妊婦さんのストレスは大きいと思います。

出産したら嘘のように治まった、出産後2か月くらいまで続いた、など解放される時期はまちまちですが、もう少しですよ!

●眠りつわり

上にお子さんがない方やお仕事されてない方は無理せず休みましょう。

お子さんがおられる場合、家事は午前中に済ませ、午後はお子さんと一緒にお昼寝したり、パパと遊んでもらってる間に横になりましょう。

お仕事をされてる方は、眠くなったらガムを噛んだり冷たい物を少しずつ飲みます。
お昼休憩は可能なら仮眠を取る時間を設けましょう。

周囲には「妊婦だからか眠くて・・・。」ともらしておくと、たとえウツラウツラしているところを見られても、暖かく見守ってくれるかも?

●痛み

頭痛にはカフェインがいいと聞いたのでコーヒーを飲むようにしたら治まった!という声がとても多いです。
病院で相談すれば妊婦さんでも安心な頭痛薬を処方してもらえますし、鉄剤で良くなったという方も。

肩こりがひどい時はホットタオルで温める、肩回しをして血行を促す、肩を揉んでもらう。
パソコンや携帯電話を使っている時間が多いと、目の疲れから肩が凝ってしまうこともあります。

腰痛に関しては、まだ症状が出ていない初期の妊婦さんも、予防策は早めに講じておくのが良いそうです。
対策としては、下半身を冷やさない、同じ姿勢を長時間続けない。
骨盤ベルトの使用や、マタニティヨガ・マタニティスクールも効果を期待できそうです。始める前に必ずお医者さんと相談を。

●心理的なもの

私の場合、吐き気などの症状は軽い方だったのでその点では楽でしたが、最初の妊娠では特定の男性にすごくイライラしていました。

それがニュース番組中のアナウンサーだったりカーラジオから聞こえるCMの声だったり。
自分でも理由がわからないんですが、すぐチャンネルを変えたりラジオの音量を下げたりするほどイラつきました。

あれから二十年、同じように年を重ねたそのアナウンサーを見る度思い出します。あの時はごめんなさい、もう大丈夫です(笑)

イライラ以外でも、落ち込んだり不安でいっぱいになってつい自分を責めてしまう妊婦さんもいらっしゃると思います。

そんな時はとにかく自分を甘やかせてあげましょう。好きな音楽やドラマなど楽しんだり、心を許せる人に話を聞いてもらったり。

いろんな症状がありますが、辛い経験も笑い話に出来る時が来ますよ。
周囲にも理解を求めながら上手に付き合っていけるといいですね。

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