夏は汗疹との戦い!というくらい汗疹に悩むママは多いです。
冬までは、モチモチだったお肌に、ポツポツと赤いものが出てくるので
初めて夏を迎えるママはビックリしてしまいます。
赤ちゃんも痒くてかきむしる為、どんどん酷くなってゆく・・・
なんていうことも!
そんな戦うママと赤ちゃんの為に、夏場の悩み“汗疹“についてまとめました。
汗疹は何故でるのか
汗疹は不思議と夏に出るという印象があります。
汗疹の原因が汗だけであれば、
1年を通して汗疹に悩まされることになります。
しかし、比較的汗疹は夏に肌に現れます。
どうして夏にブツブツ出現するのでしょうか。
それは、汗疹の原因が汗だけでなく、
夏場の湿気、高温による継続的な発汗状態になる為です。
汗に加え、夏のジメジメした暑さにより、
ずっと汗をかいた状態が続くことで、
汗の出口である毛穴に汗が溜まった状態になってしまします。
汗の中には汚れや垢が混ざっており、
汗が毛穴の出口を持続的にふさいでしまうことで
炎症が起きる、これが汗疹となります。
そして、大人よりも子どものほうが発汗が多い為、
汗疹が出やすいということになります。
汗疹の種類
汗疹といっても種類があるのを知っていましたか?
汗疹の種類によって、
その後どのような対策をしたらよいのか変わってきます。
【白くて小さなブツブツ汗疹】
比較的軽い汗疹の症状で、
水晶様幹線(すいしょうようかんせん)といいます。
この汗疹の症状の場合、自然治癒することが多い為、
汗疹が出た部分をこまめに洗い流す等して、
清潔に保つようにします。
【赤くブツブツして痒い汗疹】
汗疹の出た部分を清潔に保ち治るようであれば
良いのですが、痒みがあり比較的治りにくい為、
外用薬による治療が良いです。
外用薬には様々な種類があり、
ステロイド系の薬も多い為、心配であれば、
医師に相談するのが良いでしょう。
【白く平たい汗疹】
赤い汗疹状態が続くなどして起こる汗疹で、
皮膚の深い部分で起き、平たく汗が溜まった状態に
なります。この状態を放っておくと、汗が皮膚の中で
こもってしまい熱中症になってしまう可能性がある為
直ぐに医療機関にかかるようにしましょう。
また、汗疹は長期間放置してしまうと、悪化して
「とびひ」になってしまうことがあります。
子どもに使う外用薬は心配というママも多いですが、
酷くなる前に外用薬等で治してあげることも
視野に入れて様子を見てあげると良いです。
汗疹を予防するために気を付けたいこと
ママのちょっとした頑張りで、汗疹を予防することができます。
以下のようなことを夏は注意して実行してみてください。
・ おむつを頻繁に取り換えてあげる
・ 通気性の良い肌着、服を着せてあげる
・ 汗をかいていないか定期的にみてあげる
・ 汗はこまめにやさしく拭き取ってあげる
または、ぬるま湯等でサッと洗い流してあげる
エアコンについてはママを悩ませるものの1つですよね。
子どもに害にならないか、外気との差がある部屋に
いるのは大丈夫なのか、とても心配ですよね。
しかし、夏の暑い中、汗をダラダラ流して、
汗疹に苦しむ子どもを見るのもとても辛いです。
極端に室温を下げる等せずにエアコンを使用すれば
子どもへの害もさほど気にせず、
汗疹を防ぐ対策の1つとなります。
汗疹対策グッツ
汗疹を予防するグッツを使うのもよいです。
【ベビーパウダー】
ベビーパウダーは汗を吸収し、肌をさらさらに保つ効果があります。
つけ過ぎず、赤ちゃんの肌に薄くポンポンとつけてあげると良いです。
【赤ちゃん用保冷シート】
今は、ベビーシート用、チャイルドシート用等様々な種類が販売されていますが、
夏の赤ちゃんの大量の汗を抑える為にとても良いグッツです。
【赤ちゃん用汗取りパット】
赤ちゃんの背中に手を入れると、びしょびしょに塗れていることがあります。
そんな時、タオルやガーゼを入れて対策するママも多いと思いますが、
専用の汗取りパッも販売しています。衛生面等からもおすすめのグッズです。
汗疹と保湿の関係
夏はお風呂上りにスキンケアをせずそのまま!にしたいですよね。
その方が、ベトベトせずさっぱりとしていて良い感じがしますよね。
でも実は、汗疹予防として保湿はとても大切です。
肌は十分な水分が保たれている状態で、
外からの菌の侵入を防いだり、肌から水分が蒸発していくのを防いだりしています。
汗疹の炎症を起こさない為にも、
1年を通して赤ちゃんの肌の保湿をしかっりとしてあげることが大切です。