夏休み、親子で、家族で楽しめるゲームが「ビブリオバトル」。
これは、本を読まない子供が、活字を読んでくれるきっかけになるゲームなのだそう。
小学生は読書感想文もあるので、夏は読書をするにもぴったりの季節。
子供だけでなく大人も楽しむことができるので、夏休みは家族でビブリオバトルをしてみるのもいいかもしれませんね。
「ビブリオバトル」とは何?
「ビブリオバトル」とは、本の戦いという意味。「ビブリオ」=本、「バトル」=戦いという英語が語源です。
名前の通り、本を使って戦うゲームで、一言で言うと「面白い本を紹介して、共感数が一番多い人が優勝」。
有利なのはたくさんの「おもしろい本を読んできた」人。
楽しみながら本を読んだ子が有利です。
そして、プレゼン能力が高い子も有利。人におすすめしたい本があり、熱意があると人に伝わりやすくなります。
自分のおすすめの本を紹介しあうビブリオバトルのゲーム。
夏の間に、「人におすすめできる本」をたくさん読んでみましょう!
【こうやろう!】ビブリオバトルのやり方
やり方は簡単。
人が集まれば、すぐにできます!
1.読んでおもしろいと思った本を持って集まる(1人1冊にしましょう)
2.5分間発表します。タイマーで時間をはかって、5分間のプレゼンタイム。
順番はじゃんけん、くじで決めます。
3.みんなでディスカッションして、優勝者を決めます
4.読みたくなった本に投票、優勝者、優勝本を決めます。
これだけですが、5分間のプレゼンで何を言うか、人に興味を持ってもらうにはどうすればいいかを養うことができます。
【こうアレンジ】上級者向けのビブリオバトル
自分のおすすめ本を持って集まる時、2回目、3回目にはテーマを決めてビブリオバトルをしてみるのもいいかもしれません。
夏の時期なら、「夏をテーマにした本」、「花火が出てくる本」、「海の本」など。
そうすると、その時期に読んでみたい本を持って集まることができます。
小さい子が仲間にいる時は、その子が読めるように「絵本」のテーマにしたり、「文字が少ないもの」、「ノンフィクション」と本を限定して行っても楽しいです。
家族でビブリオバトルをするなら
家族でビブリオバトルをするなら、期間を決めてその間は読書週間にするのもいいかもしれません。
例えば、1週間後の週末の夜にビブリオバトルをする、と決めたら、みんなで読書タイム。
いつもよりも「この本は面白そう?」と思って読み進めることができます。
まだ小さい子供がいる家族のビブリオバトルなら、家にある好きな絵本を1冊ずつ持ち寄って、好きな理由を言い合ってバトルするのも楽しそう♡
子供が持ってきた本を「なぜ好きなの?」、「なぜ持ってきたの?」と聞くこともできます。
夏休みは読書しよう♡
夏休みは読書感想文もあり、本を読むように言われる時期です。
本離れ、活字離れで好きじゃない子も、ビブリオバトルのためだったら、勝ち負けがかかっている分、本を読んでくれるかも……。
小さい頃から本を好きになってもらうために、好きな本をおすすめするビブリオバトルを続けていくと本好きな子になってくれそうですね♡