母乳育児が良いって良く聞くけど、いったいどんなメリットがあるの？私も母乳で二人子供を育てましたが、大変なこともありますが、挑戦するだけの価値はあります。是非、メリットを知っていただいて、母乳育児をしてみましょう。
栄養、抗体が沢山含まれています
母乳は消化吸収がよく、赤ちゃんに必要な栄養がバランスよく含まれています。生まれたばかりの赤ちゃんの体は、臓器がまだ未熟なのですが、負担をかけないような成分構成になっています。
また、出産後1週間くらいの間に出る黄色い粘り気のある母乳を「初乳」と言いますが、排便を促す作用があったり、腸から入る病原菌の感染やアレルギーから赤ちゃんを守ってくれます。
母乳は赤ちゃんに優しく、また病気から守ってくれるパーフェクトオーダーメイドドリンクなんです。
筆者も母乳育児をしていましたが、確かに病気にかかりにくい赤ちゃん達でした。
産後の回復にも効果的
赤ちゃんがおっぱいを吸うと、その刺激で母乳分泌を促す「プロラクチン」と「オキシトシン」というホルモンを出します。
「プロラクチン」は別名「母性ホルモン」と呼ばれていて、おっぱいを作る働きと「赤ちゃんを守ろう」という気持ちを作り上げるホルモンです。
また、「オキシトシン」は子宮の収縮を促します。
赤ちゃんに母乳を飲ませることは、赤ちゃんのためだけではなく、お母さんの産後の体の回復を自然に尚且つ早めてくれることになります。
お金がかからない
何しろお母さんの体から出るものを飲んでいるわけですから、お金がかかりません。なんてお財布に優しい飲み物なんでしょう。
どんなときでもお母さんの「乳」さえあれば、赤ちゃんはいつでもご機嫌でいられます。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ、おっぱいを飲むことに慣れていませんし、初めてのお子さんであれば、お母さんもまだ上手に上げることはできません。でも、1日になんども頻回に授乳をして、赤ちゃんにどんどん母乳を飲んでもらいましょう。
きっと、栄養としただけではなくきずなも強くなるに違いありません。
ダイエットにも効果的かも？
授乳をするとお腹がすきます。お母さんの母乳は血液から作られますから、お腹がすくのもうなずけますね。血液が少なくなりすぎないように、お母さんは体に蓄えられている脂肪や栄養を使います。
ただ、筆者の感想から言うと、とてもとてもお腹がすき、母乳量もぎりぎりでしたので、母乳を出すためにとにかく食べました。その結果、ほとんど体重が変わることは無かったです。母乳ダイエットは無理だなと思いながらも、離乳食が起動に乗って、それまで食べまくっていたご飯も平常に戻したとたん、一気に体重が戻りました。離乳食と母乳で育てているときが私はチャンス期間でした。
ダイエットはおまけぐらいに思って、まずは、母乳をあげることに専念しても、時期が来て少しだけ気をつけるとご褒美が待っているかもしれません。
赤ちゃんの顎、味覚を鍛える
おっぱいを飲むということは、赤ちゃんがおっぱいを吸わなくてはいけません。生まれたばかりの赤ちゃんはまだ上手におっぱいを飲むことができません。でも、少しずつ顎が鍛えられえて上手におっぱいを飲めるようになります。この過程が顎を鍛え、歯並びを良くすると言われています。
顎が鍛えられると、離乳食で必要な「噛む」ことにプラスになります。
また、お母さんの食べたもので味が左右される母乳を飲んでいる赤ちゃんは、離乳食が始まって、さまざまな味にも慣れやすいようです。
ちなみに、我が家の子供たち。食べる速度は遅いときもありましたが、今のところひどい偏食はなく、何でも食べてくれます。
頑張って作ったご飯を残さず食べてくれることは、本当に嬉しいですよね。
