お食い初めの気になる意味と作法まとめ

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「お食い初め」はやり方などの要領がよくわからず、実家に聞いたりされる方が多いのではないでしょうか?

実際のところ、お食い初めはどのようにするのでしょうか?準備するものや食べるもの、そしてマナーなどはぜひ知っておきたいですね。

こんかいは「お食い初め」の様々についてご紹介したいと思います。



1. お食い初めとは?

子供が一生食べ物に困らないよう願い、赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式です。といっても実際に食べさせるわけではなく、食べる真似をするだけです。正式には「御百日祝い」と呼ばれ、赤ちゃんの生後100日目から120日目の間の吉日に行います。これは平安時代から続いていると言われています。

2. どんなものを食べさせるの?

正式な献立は、地域によって違いがありますが
・尾頭付きの焼き魚(できれば鯛)
・すまし汁やお吸い物
・煮物
・香の物(お漬物)か梅干しか酢の物(紅白なます)
・白米、またはお赤飯
また歯が丈夫になりますようにとの理由から「歯固め石」を用意します。

3. 食器はどうするの?

お食い初めで使う食器は、正式には漆の食器と柳箸になります。器の色も赤ちゃんの性別によって異なり、男児は内外ともに赤色で、女児は黒色で内側が赤色のものになります。
ただ現在は漆ではなく子供用の食器を用意する場合も多いです。漆お食器にこだわるならレンタルという方法もあります。

4. お食い初めのマナー

「養い親」に食べさせてもらいます。「養い親」とは、参加している親族の中で祖父母など、一番の年長者にお願いしておきます。赤ちゃんが男の子なら男性、女の子なら女性の年長者になります。もし夫婦だけでお食い初めを行う場合は、性別に関係なく父親が行います。
また「歯固めの儀」は用意した歯固め石を唇に触れさせます。

5. 大切なのは子供を思う気持ち

お食い初めの儀式も最近は簡略化が進んでいます。
しかし、儀式が簡略化されても子供の成長を願う気持ちは同じです。そうでなければ、平安時代から脈々と受け継がれてはいませんよね。
お食い初めの儀式も大切ですが、赤ちゃんの健やかな成長を願うことの方が大切です。もし赤ちゃんがぐずったり嫌がったりしたら、無理に行わないで子供の気持ちを優先してあげて下さい。

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