函館旅行で子供と絶対行くべきスポット5選【北海道】

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函館は横浜・長崎と並び日本で初めて国際貿易港として外国との交易をはじめ西洋の影響を受けた建物や街並みが多く残っています。

古くより北海道の玄関口として栄え、今でも大正・昭和時代の面影を残すレトロな街です。

ここだけははずせない見どころや観光スポットをご紹介します。



函館山

標高334m。展望台からの夜景は世界一との評価も受けている函館山。
函館を訪れたら、まずは函館山に上ってミシュランガイドブックに三ツ星として掲載された「極上の眺望」をお楽しみください。
函館山へのアクセス方法は、タクシー・バス・自家用車・登山道を徒歩でとありますが基本はロープウェイです。
山麓駅から山頂駅まで所要時間はわずか3分、函館山観光の基本といってもいいでしょう。
125人乗りのゴンドラで、ぐんぐん遠ざかる函館山をガラス越しに眺めるのも楽しみのひとつ。
支柱のない造りなので視界良好です。施設内はバリアフリーになっています。
頂上からの展望は昼も夜も素晴らしいですが、特に夕暮れからよるにかけての景色がオススメです。
一年のうちでは、秋と冬が一番美しいといわれています。

旧函館区公会堂

函館港を見下ろす高台に建つ旧函館区公会堂は、明治43年(1910年)に建てられた左右対称のコロニアルスタイルとブルーグレーとイエローの色が特徴的な美しい歴史的建造物です。
当時としては最もモダンな建物であった公会堂は、今なお基盤の下から見上げる華麗な姿から、元町のランドマークタワーと呼ばれています。
館内は、貴賓室や130坪の大広間など、当時の華やかな雰囲気をそのままに残しています。
この由緒ある旧函館区公会堂は、明治時代に建設された日本各地に現存している公会堂の中でも建築意匠・技法に優れ、建物の改造が少なく家具の保存状態も良いことなどから、昭和49年に国の重要文化財に指定されています。

ハリストス正教会

名前のハリストスとはキリストのことで、江戸末期、ロシア主教ニコライによって日本で初めてロシア正教が伝導され、ロシアの領事館及び礼拝堂として建てられた教会です。
白壁と緑屋根の対比が美しい、函館を代表する歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されているロシア風ビザンチン様式の優美な建物。
教会の裏手では、海をバックに絵になる写真が撮れ、市民にはガンガン寺として親しまれています。

五稜郭エリア

かつて榎本武揚、土方歳三らが率いる新撰組にとって最後の砦となった、国の特別史跡五稜郭跡。
一般的には五稜郭公園の名で親しまれ、多くの木々と堀に囲まれた星型の城郭は、夏は緑色、秋は赤黄色、冬は白色、そして5月の大型連休頃には桜色へと装いを変えていきます。
五稜郭公園を眺望する107mの高さを持つ五稜郭タワーは、2006年に建て替えられたばかりで、旧タワーは60mだったので大きく上回りました。
展望位置も旧タワーでは45mでしたが、現タワーでは上層階で90mと元の2倍の高さとなり、五稜郭の星型をくっきりと確認できるようになりました。
五稜郭の星は春はピンク・夏は緑・秋は赤黄・冬は白と姿を変えるため、函館山からの夜景とは一味違う四季折々の街の光景が楽しめます。

トラピスチヌ修道院

日本初の女子観想修道院として明治31年(1898年)に創立されました。
函館山と中心市街地を挟んで対面する高台にひっそりとたたずんでいます。
修道女らは祈り、労働、聖なる読書を日課の3本柱に共同生活を送っており、祈りは3時半の起床から19時45分の就寝までに7回。
生計を立てる収益事業として製造するマダレナケーキやガレットは、修道院を訪れた際のお土産として人気です。
立ち入ることができるのは前庭のほか、売店に併設する資料館を見学でき、院内での生活や修道院の歴史などを紹介しています。

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