赤ちゃんが熱中症になった時の症状と対策

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夏の暑い日が続くと、気になるのが熱中症。

ベビーカーでお出かけすると、赤ちゃんは思った以上に汗だくになっています。

室内でも実は気にしないといけなく、重症だと救急搬送になってしまうとか。

ママが気をつけられる熱中症の予防法をまとめてみました。



赤ちゃんの熱中症

赤ちゃんは、言葉をしゃべることができません。そのため、泣いて不快感をアピールします。「おかしいな」とママが感じたら、すぐに対応してあげることが大切です。

熱中症の時は

・顔色が悪い
・眠りがち
・口、舌が乾燥している
・泣いているのに涙が出ない

となり、ぐったりしていると泣き声もかすかに……。
上のような症状の時は、早めに気づいて対応してあげてくださいね。

熱中症に気づいたら

熱中症に気づいたら、「水分を与える」のが対策として一番です。

赤ちゃんも1ヶ月すれば、麦茶や果汁をあげてもいいことになりますから、暑い中、連れ出す場合は、こまめに水分を与えてあげてください。

赤ちゃんの中にはお腹がすくのが遅く、決まった時間にミルクを飲んでくれない場合もあります。
そんな場合でも、3時間おきに起こして飲ませることで熱中症の対策をすることができます。

また、熱中症の場合は電解質が入ったスポーツドリンクが最適。体内に吸収されやすくなります。

塩分、糖分も入っているので、スポーツドリンクは普段から飲ませすぎてしまわないようにしたいですが、熱中症になりそうなら飲ませることで重症化を予防できます。

外遊びは不要?

かつては、「日光浴」が母子手帳ですすめられていましたが、今では「外気浴」。外の空気に触れればいいとされています。

皮膚がん、日焼けによるダメージ、熱中症などもあり、夏の暑い日に外に積極的に出て遊ばなくてもいい風潮になっています。おばあちゃん世代からすると、「外に遊びに行った方がいい」と考えるかもしれませんが、無理していかなくてもいいのが最近の流れ。

朝や夕方、涼しい時間に散歩に出かけたりするのもいいかもしれませんね。

「暑さ指数」WBGTを参考に!

「暑さ指数」という言葉があるのを知っていますか?

ただ気温が高いだけでなく、湿度が高い時にも熱中症が発生しやすくなります。気温と湿度、放射熱、気流を総合的に表した「暑さ指数」WBGTは天気予報にも使われているほどになりました。

この暑さ指数、お出かけする時の参考になります。

気温が高い時でも湿度が低い時もあります。WBGTが高い時は水分をたくさん飲ませたり工夫することができます。

扇風機はN.G.?

熱中症の誤った認識として、扇風機の使用があります。

クーラーよりも扇風機の方が電気代が安いため、扇風機を使用している場合もあるでしょう。ですが、あまりに暑い場合、扇風機を使っていても室内の気温が下がらないことがあります。

扇風機は熱風をかき混ぜている場合だけもあるので注意!

あまりに暑かったら室内ではクーラーを使いましょう。夜、寝るときも同様です。

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