2歳児のしつけで気をつけたい5つの事

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世間では「魔の2歳児」と言われる程ヤンチャな時。

しかし、この時期は子供にとってデリケートな時期でもあり、なんでも吸収しようと脳が一番発達する時期でもあります。

そんな時期にママやパパが感情的にならずに、どう接していくのかが重要になってきます。



「共感」するとこと

一緒にスーパーなど買い物に行った時「これ買って~」と駄々をこねた場合
大抵は、「ダメよ!」と一言で突き放してしまうことが多いと思います。

そこで大事なのが【共感】です。
例えば、「欲しいよね?食べたいよね?でも、お家にまだおやつあったよね?帰ったら一緒に食べよっか?」
と、まず共感してあげることです。

大人の言う事がわかってくる頃なので、共感してからダメな理由を話してあげることで
2歳児でも理解してくれるようになります。

「自分でやりたい」を育てる

自分で出来ることが増えて、なんでも挑戦したくなる時期。

服の着替えや、ご飯の時などに「自分でやる!」と張り切る我が子。
ついつい手を出してしまいがちですが、そこは我慢です!

手を出してしまうと、癇癪をおこしたり、意欲を無くしていまい兼ねないからです。

まず、見守ってあげて「そうじゃないのにな~」と思ったら
さりげなく「それは、こうじゃない?」と控えめに口を出す程度で大丈夫です。

そうすることで、自分で出来た喜びと達成感が得られ
子供の自信につながり、これからの対応もスムーズにいきます。

忙しい時に「自分で!」と言われるとイライラしてしまう時もありますよね?
なかなか難しい時もありますが、なるべく時間に余裕を持たせることも大事ですね。

自分の存在を受け入れてほしい

2歳といえば、まだまだ甘えたい時期でもあります。

家にいても、「抱っこして~」と言ってきたり
家事をしてても、「あれして~これして~」と甘えてくることありますよね?

それを毎回応えてしまうと
「これからずっと甘えた弱い子になるのでは?」と心配になるかもしれません。

でも、そのような心配はしなくても大丈夫です!

甘えたい時に甘えられないと、子供が不安になり益々甘えが強くなります。

しかし、毎回応えてあげるというのも難しく、ただの【甘やかし】になっても困ります。
そんな時は、上記でも上げたように「共感」して子供の気持ちを受け入れてから諭すことが大事です。

そのように、甘えと我慢をバランスよく覚えることによって落ち着いた気持ちを保てるようになるのです。

「おだてる」と「ほめる」の違い

「おだてる」というのは
子供の意思に関係なく何かをさせようと褒めてやらせること。
時には、おやつなどをご褒美にエサで釣るようなこともあるかと思います。

その場合、今後ご褒美を期待するようになり
ご褒美を目的としてしか頑張らなくなってしまうので注意しましょう。

それに「おだて」に乗るのは今の時期だけで、5~6歳になれば通用しなくなります。

「ほめる」というのは
子供の意思で何かに挑戦して上手にできた時など
「よかったね」「できたね」「すごいね」
など心から思って声をかけたり、抱きしめてあげることです。

焦って何かをさせるより
その子のペースに合わせてあげると、その子自身のヤル気を引き出すことが出来ます。

子供にとって親は先生

子供は意外と親の行動を見ています。

我が子の意外な行動を目にして「どこで覚えたの!?」と思うときはありませんか?
意識してみると、自分も同じ事をしていたりします。

ご飯の食べ方、人との接し方など
まだ2歳だから分からないだろうと油断は禁物です。
なので、常に子供の見本になっているということを意識してほしいですね。

例えば、子供が他の子のおもちゃなどを取ってしまった場合
「ごめんねは?」と無理に謝らせるのは逆効果です。

この頃は、まだ自分から謝るというのは難く、何が悪かったのか理解できないこともあるので
親がお手本になるように率先して謝る姿を見せるといいでしょう。

どんな時でも、親が毅然とした態度で子供に接することが出来ると
子供も安心して親から学ぶことができますね。

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