花嫁しか着れないウェディングドレスも憧れですが、和装の白無垢や色打掛も花嫁の時しか着れず捨てがたいものです。年配の方からの評判もいいし和装を着ようかなと考えている方、また和装を決めた方へ!
衣装が決まったら髪型です。まずは和装のヘアスタイルの種類を知りましょう。”かつら”はもちろんのこと最近聞くようになった”半かつら”や”新日本髪”についても解説します。
妥協しないで自分のお気に入りの髪型で幸せな結婚式挙げてくださいね♡
1 かつら
和装で結婚式の定番といったら日本髪かつらが思い浮かびますね。かつらは上部は(顔を上下に2等分して)顔半分のボリュームがもってあり、左右もそれぞれ顔半分のボリュームがもってあります。+後ろ髪のボリュームがありますからま頭部が大きくなります。
洋服で被るとおかしいと感じるでしょうが、着物を着れば違和感はなくなりますよ。和装の衣装はご覧になればわかると思いますがとにかく豪華!衣装に負けないように頭部にもボリュームがあるわけです。
かつらの長所はどんな髪型の女性でも(ショートなどでも)つけられることです。最近では黒髪だけでなく茶髪のかつらもあります。
短所は少し重さがあることと、自然という感じ(オーダーメイドはお値段が高いため)にはならないかと思います。
式場によってはプランに含まれていなく、別途金額がかかったりするので気になっている方は確認をしておきましょう。
2 半かつら
お色直しで和装!折角だから日本髪にしたいけどかつらは抵抗がある。それでしたら“半かつら”はどうでしょう。
通常かつらは髪をまとめてその上から被せるため、生え際が見慣れている自然な感じにはなりません。一方半かつらは、かつらの前髪・横髪に自身の髪の毛を巻き込むため、生え際が自然な仕上がりになります。
前髪と横髪だけが自髪なのでショートヘアの人でも着用できます。(前髪、横髪の長さが5センチ以上ない人は伸ばしておくといいですね。)また、茶髪の人でも鬢付け油でかつらに撫で付けていくため、馴染んで色が黒く見えるそうなので染め直す必要もなさそうですね!
※美容師さんによって必要とする髪の長さは異なることがあるので必ず確認してください。
3 新日本髪
ロングヘアーの人には“新日本髪”がおすすめです!すべて自分の髪で日本髪に結ってもらうので重くありませんし、とても自然な仕上がりになります。
後ろ髪の長さは背中の真ん中まであればOK。前髪はアゴに届くくらいの長さまで確保しておくと安心です。注意しなくてはいけないのが段!髪を切る際重くならないように段を入れますが、段が入っていると新日本髪の時はうまく仕上がらないらしいので、式まで段を入れないで伸ばしたほうがいいですよ!
“床屋さん”もしくは“ブライダルエステ”であるシェービングでうなじも綺麗に剃っておくと尚いいでしょう。
ちなみに…
お色直しで新日本髪をしたい人は前撮りなどで実際に一度結ってもらったほうが当日安心です。ボリュームを出すために“毛たぼ”を使うのですが、人によってつめる量が異なります。一度しておくと、自分に合った毛たぼも出来た状態で、分け目を作る場所も美容師さんが把握しているので、かかる時間がかなり変わってきますよ。
※新日本髪を考えている人は担当の美容師さんに必要な髪の長さを確認しましょう。
※値段は式場によっては異なります。筆者が結婚式を行った会場は洋髪と同じ値段でしてくれましたが、式場によっては洋髪のお値段より高いそうです。
http://www.h7.dion.ne.jp/~pandaya/kami/ouen/digami.htm#kyotsu
4 洋髪
成人式や大学の卒業式の時など一度は経験したことのあるスタイルかと思います。一番の利点は時間があまりかからないことです。また見慣れているため違和感も少なく、イメージもわきやすいため美容師さんに「こうしてほしい」と自分で色々と言えるかと思います。
お色直しの時間をともかく短くしたいという花嫁さんにおすすめですね。
5 和装の髪飾りといえば…
和装の髪飾りといえばやはり”かんざし”!
白無垢には“べっ甲簪”や“白簪”が似合います。べっ甲簪にも“本べっ甲”や“べっ甲風”などあるので予算と相談しながら決めたいところです。
色打掛にはパールや珊瑚、ラインストーンなどを使ったきらびやかなものが合います。色打掛は衣装がパッと目を引くほど豪華ですからね。また、”かんざし”と”縮緬の花かんざし”を組み合わせるのも可愛いです。
洋髪用のかんざしもあります。洋髪でもかんざしは使えますので探してみてください。
かんざしは高い!と思っている方は中古でもいいのなら、ネットでのレンタルやネットオークションで購入すると費用を抑えられますよ。