立ち会い出産を成功させるために旦那様がやるべきこと

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初めての出産で1番不安な気持ちなのは勿論妊婦です。しかし、旦那様も同じように不安な気持ちを抱えていることを無視してはいけません。より良い立会い出産を成功させるために、旦那様ができることを考えていきましょう。


立会い出産とは

「妻の分娩に立ち会うこと」が立ち会い出産ではありません。もし、見るだけ、ビデオにおさめるだけと考えている方がいるのであれば、その考え方は捨てて欲しいと思います。そこに奥様からの感謝、旦那様からの感動は生まれないからです。
立ち会うことで夫婦の絆が深まり、子供への愛情が深まることが最大の利点だということを忘れないで下さい。

妊婦検診を一緒に

最も大切なことは旦那様が意識を持つことです。妊婦と違い、旦那様は特に体の変化が起きるわけではないので、実感が持ちにくいです。
そこで、立ち会い出産をすると決めたのであれば何度か妊婦検診も一緒に受けておきましょう。妊娠初期の段階では分かりにくいですが、中期になると心拍の確認もでき、動く姿も見られます。お仕事の都合などで一緒に行けない場合は、エコーの写真を見せるだけでは、動きがないため実感が湧きにくいので、DVDに録画してもらいましょう。今では多くの病院でエコーのDVD録画を受け付けています。

一緒に学習する

奥様は生まれてくる赤ちゃんのために多くの学習をします。雑誌などで知識を付けたり体験談などを読んだりします。その知識を共有することも大きな役割を果たします。「こんな時どうしよう?」「こうなったらどうしたらいい?」など夫婦で話し合っておきましょう。

夫の7つ道具

出産時の「夫が準備する7つ道具」をご紹介します。
1.飲み物
病院は赤ちゃんの事を考え、空調を弱めている所がほとんどです。その分、多くの水分を奪われます。
2.ストロー
ペットボトル用のキャップ付きストローがオススメです。寝たまま水分補給するためには必需品です。
3.ハンドタオル
陣痛の痛みからたくさんの汗が出ます。優しく拭ってあげましょう。
4.うちわ
陣痛の合間に扇いであげましょう。
5.軽食
陣痛の痛みから、まともに食事を取れない場合があります。出産は体力が必要ですので、さっと食べられる軽食を用意してあげてください。
6.マッサージ道具
勿論、ハンドマッサージでも良いです。陣痛中は腰や足などが痛くなるので、陣痛の波をみてマッサージしてあげましょう。
7.テニスボールまたはゴルフボール
陣痛中は肛門の辺りが痛みます。ボールを力強く押し当てることで痛みが緩和されます。拳でも良いです。

出産後の対応に注意

出産後は感情が高まっています。つい奥様の事をそっちのけで、赤ちゃんの事にばかり気を取られてしますというケースも少なくないようです。出産の主役は赤ちゃんだけではなく、奥様も同様だということを忘れないでください。
出産後に「よく頑張ったね」「ありがとう」などという一言をもらえるだけで嬉しいものです。恥ずかしがらずに感謝の気持ちを伝えましょう。

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