ウエディングドレスが決まったら次は小物たち。
手袋にイヤリングにネックレス、そしてベール!ウエディングドレス姿をより一層引き立ててくれるベールはウエディングドレス同様憧れがあるかと思います。
今回はベールの中でもマリアベールについてご紹介したいと思います。
1 マリアベールとは
名前は聖母マリア様が付けていたことに由来しています。
カトリック信徒の間ではミサの際ショート丈のカトリックベールがつけられています。(信徒と一般の方の区別をつけない配慮などのためにベールをつけないミサを行っているところもあります。)
カトリックベールの長めのべールは結婚式や教皇謁見の際などに使用でき、これがマリアベールと呼ばれているものです。
ベールの縁がレースで飾られているため、付けた際顔の横にレースがきて、顔が引き立ち、豪華な印象を与えることができます。
ちなみにベールをあげてキスをする形はプロテスタント形式の挙式だそうです。
http://marinbo.com/fs/marinbo/c/howto-03/ http://www.rosa-rio.com/%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB/
2 付ける位置の工夫
つける位置も自分好みで変えられるのがマリアベールの良いところです。
例えば、髪をまとめ前髪も後ろにながし、生え際ぴったりにつける。そうすると顔回りがすっきりとして清潔感がで、ベールのレースが際立ちます。シンプルですが気品のあるスタイルになります。
可愛くしたいのであれば前髪を8:2くらいにわけ流して、前髪を作ったところ(トップよりすこし前)につけてみましょう。横顔もベール越しではなく見えます。
先述した付け方よりふんわりとした印象の花嫁姿になるはずです。
※もともとはダウンヘアにつけられていたマリアベールですが、今では特に決まりはないようです。アップヘアにするのかダウンヘアにするのかは自分の好みです。
3 付け方の工夫
写真はモナコの故グレース・ケリー王妃。このように、 普通のベールのように顔を隠すスタイルにマリアベールも付けることが出来ます。 英国のキャサリン妃もこのスタイルでマリアベールをつけていましたね!
ただ通常とめないところをピンやコームで止めるので、衣装店で借りるベールであれば大丈夫か確認を必ずとっておきましょう。
このつけ方をするとマリアベール特有のスタイルにはなりません。
前撮りはマリアベールならではのつけ方をするなどして写真を残しておくといいでしょう。
4 マリアベールにつける髪飾り1
何もつけなくても充分素敵なマリアベールですが、なんとなくシンプル過ぎない?と思う人もいるでしょう。
マリアベールらしい付け方をしたい&大人っぽく豪華にしたいという人にオススメなのがラリエット!
ラリエットは額の部分にかかるようにつけるので、マリアベールらしいつけ方が可能です。華やかでありながら神秘的な大人っぽい雰囲気をだすことができます。
5 マリアベールの髪飾り2
2つ目はティアラです。デンマークの王妃がこのスタイルでしたね!
トップにボリュームのある髪型にし、ティアラを付けティアラの後ろからマリアベールを着けます。
華やかですがラリエットよりも可愛さが出ますね!
いかがでしたでしょうか。
もし今まで参加した結婚式の中でマリアベールを使った挙式を見たことがないなら試してみては?
ゲストの印象に残ること間違いなしです! 参考にしてみてくださいね。