「りんご病」が流行のきざし。特に妊婦さんは要注意!!

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ほっぺが赤くなる、いわゆる「りんご病」が流行の兆しを見せています。
りんご病という名前は聞いたことがあると思いますが、どのような病気で、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

お子さんをお持ちのお母さんや、妊婦さんは要チェックです!



「りんご病」とは?

「りんご病」は、正式名称を「伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)」と呼び、「ヒトパルボウイルスB19型」というウイルスの感染症です。
5~9歳の子どもによく発症します。
このウイルスは、比較的感染力が弱いので、短期間で急激に流行するようなことはありません。
しかし、潜伏期間中に「飛沫感染」によって拡散してしまうので、感染を完全に食い止めることができません。
発症しても、重症になるケースはほとんどありませんので、感染していたことに気づかず、免疫を獲得していることもあります。
成人の50%以上は、既に免疫を獲得しているそうです。

りんご病は、妊婦さんを通して、胎児に感染する可能性があるので、この点は要注意です。

潜伏期間

潜伏期間は、約10~15日程度です。
この期間は、感染力があります。
発症は1~2週間程度ですが、ほっぺが赤くなるなどの症状が出てからは、感染力はそれほどありません。

症状の特徴

最も大きい特徴は「左右両方の頬に蝶形の紅斑が現れる」ことです。
続いて、腕、おなか、太もも、お尻など全身にノコギリ歯状の紅斑が現れます。
このような紅斑が現れる前に「風邪のような症状」が必ず出ます。
しかし、症状はそれほど重くないので、気がつかないこともあるようです。
その後、この紅斑が全身に広がっていきます。

感染を防ぐために

りんご病は、潜伏期間に感染するにもかかわらず、感染しているかわからないので、感染を防ぐことが難しい病気です。

・りんご病が周囲で流行っている
・子どもに発疹がでていない
・でも、風邪のような症状がある
というときは、なるべく幼稚園や学校をお休みして、飛沫感染などで、周りに感染させないことが大切です。

妊婦さんは要注意!!

妊婦さんが感染すると、20~30%の割合で胎児に感染します。
重度の貧血から、胎児死亡、流早産、胎児水腫などを引き起こす場合があるので注意が必要です。
大人で免疫を持っている人は50%以上とはいえ、持っていない人もいるので、心配な妊婦さんは、流行しているあいだは人ごみを避けるなどしたほうがいいでしょう。

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