出産と同時に始まった24時間赤ちゃんにつきっきりの生活。
育児書通りにはいかないし、周りからもいろいろ言われたりして、何が正解なのか分からなくなりますよね。
こんなに大変だったなんて!と戸惑っているママも多いのではないでしょうか。
新米ママたちによくある悩みをまとめ、筆者が伝えたいことをまとめました。
赤ちゃんが寝ない!
筆者は育児本や産院での両親学級では「赤ちゃんはいちにちのほとんどを寝て過ごします」と教えられました。
ところがいざ育児が始まってみると…全く寝ない我が子。
どうして寝ないの?
うちの子はおかしいの?
同じことで悩んでいるママさんも多いのではないでしょうか。
心配しないで!寝なくても大丈夫です。
それが普通ですから。
筆者の周りのママたちに聞くと、寝てばかりいた赤ちゃんももちろんいましたが少数。
ほとんどは1日中泣きっぱなし!
赤ちゃんも小さいですがひとりの立派な人間です。
いまは眠るのが下手なだけで、それでも眠たくなれば寝るので心配しなくても大丈夫です。
昼夜逆転もいずれ元通りになります。
いつか楽になると信じて、いまは赤ちゃんと同じ時間に寝て体力を蓄えてくださいね。
母乳?ミルク?
「母乳はいいよー。」
…筆者は産後、色んな方から発せられるこの一言でノイローゼになりそうになっていました。
母乳が良いことはわかっていたけど、頑張ってもなかなか分泌が増えず泣く泣くミルクを足していたからです。
母乳育児を希望していても最初から完母でいけるママは少数で、ほとんどの方は混合からスタートすると思います。
最近は母乳推進の産院も多く、ミルクを足すことに罪悪感を感じてしまうママも多いのではないでしょうか。
ミルクを足すことは何も悪くありません。
頻回授乳が辛い時は迷わず足しましょう。
赤ちゃんに少しでもたくさん笑顔を向けてあげられるよう、ストレスを感じるようなことはできるだけ排除するべきです。
筆者は、ミルクでもいいかな~なんて半分諦めストレスを感じなくなった途端に母乳の分泌がよくなりました。
完全ミルクでも必要な栄養はきちんと摂取でき、丈夫な子は育ちます。
いま感じている罪悪感、捨てましょう。
母性が足りない?
母性は赤ちゃんと一緒に生活をしていく中で徐々に育まれていくものです。
産後は体力的も精神的にもボロボロになっているので、疲れを優先させてしまっても仕方ないのです。
きちんと赤ちゃんと向き合っていればちゃんと母性は溢れてきます。
心配しないで大丈夫です。
完璧を求めないで!
他の子と比較しない。
完璧を求めない。
これは赤ちゃんだけでなく、子供が大きくなってからもずっと言えることです。
育児に正解はないのです。
そして赤ちゃんもひとりひとり個性があり、得意不得意もあるのです。
育児書や周りのママたちの話と違うからといって悩まないで。
どうしても心配な場合は定期健診や小児科で相談を。
赤ちゃんが泣きやまない!
赤ちゃんは泣くことでしか自分の意思を伝えることができません。
お腹が空いた、部屋が暑い(寒い)、抱っこして欲しい、眠い、不安、光が眩しい、音がうるさい…など、とにかく全てを泣いて伝えようとするのでママもパパも困ってしまうこともあるかもしれません。
泣いていると思われる要因を全て解消しても泣き続けることもあるでしょう。
そんな時は思い切って外に出てみるのもいいかもしれません。
外の空気を浴びると、何故か赤ちゃんって泣き止むんです。
赤ちゃんがよく泣く=育児が下手だからというわけでは決してないので、落ち込んだり自信喪失したりしないでくださいね!
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いかがでしたか?
新米ママの悩みは尽きないですが、後になってから思い返すとそんなに神経質にならなくてもよかったことの方が多いです。
肩の力を抜いて、赤ちゃんとの時間をたっぷり楽しみましょう♪