赤ちゃんを育てているとどんどんできることが増えていって、日々成長を感じますよね。
しかしそれと同時に、他の子はできるのにどうしてうちの子はできないのだろう?と不安になることもありませんか?
子供の成長はとても個人差が大きいものです。焦らず気長に待つことも大事ですよ。
今回は、心配になるかもしれないけど気長に待つべき5つのことを紹介します。
オムツはずれ
3歳くらいになると、気になってくるのがオムツはずれのことですよね。
おしっこが出ることを全く教えない子、うんちだけはオムツでしたがる子、いろんなパターンがあります。
そろそろ教えるようになってきたと思って、オムツをやめ、パンツをはかせたのに、はかせた途端おもらしをされて、イライラするお母さんもいるはず。
下着やズボンを汚されると、洗濯物も増えるし、カーペットやフローリングまで汚され掃除の手間も増え、お母さんは大変なことも多いでしょう。
しかし、無理にオムツをはずようとしても、イライラしたり、失敗したときに怒ったりばかりいては、オムツはずれは遠のいてしまうかもしれません。
幼稚園に入るまでにはずさなきゃ、と意気込む必要はありませんよ。先生も慣れているので、優しくオムツはずれができるまで面倒を見てくれますよ。
倍率の高い幼稚園などは、オムツはずれができている子を優先的に入園させるところもあるかもしれませんが、ほとんどの幼稚園ではまだオムツがとれてないうちに入園する子も多いです。
必ずオムツが外れるときは来ます。イライラせず、ゆっくり気長に待ちましょう。お母さんがイライラすることによって、オムツはずれが遅くなることもあるので、別にいいや、くらいの気持ちで構えているのが、一番いい方法と考えましょう。
離乳食を食べない
離乳食は5か月頃から始めましょうと言われています。しかしこれも個人差があり、5か月頃からよく食べる子、1歳を過ぎてもほとんど食べない子、いろいろな子がいます。せっかく作ったのに、全然食べてくれないとイライラすることもあるかもしれませんね。
必死になって食べさせる必要はありません。
これは食べるかな?とちょっとずつその子が好んで食べるものを試してみましょう。口を閉ざして一口も食べない子、逃げて嫌がる子もいますよ。特に母乳の子は、やはり母乳がおいしくてなかなか離乳食を食べないこともあります。自分のおっぱいが一番おいしいんだな、と温かい気持ちで見守りましょう。母乳だけだと、まず鉄分が不足してくるので、離乳食には、ベビーフードの売り場などにある、鉄分の入ったものを選ぶのもおすすめです。とにかく、あせらず、食べてくれるときにゆっくりと進めていきましょう。食べたがらない時は無理をしない、イライラしないことが大事です。
言葉が遅い
2歳くらいになると、ちょっとずつおしゃべりもできるようになってきます。女の子は男の子よりおしゃべりするのが早いといわれていますね。しかし言葉もまた個人差が大きいもの。早くから上手におしゃべりする子、しゃべるようにはなったけど発音が上手でない子、3歳くらいまでほとんどしゃべらない子。発音や、おしゃべりの程度については、ゆっくり様子を見ましょう。発音に関しても、大体小学校に入る頃までには、上手に発音できるようになることがほとんどです。早くおしゃべりができるようになってほしいなぁと思うかもしれませんが、やはりやさしく、たくさん話しかけるのが一番です。話しかけの言葉は何でもいいのです。「空が青いね」「犬がいるね」など、今一緒に見ているものについて語りかけるだけでもいいのです。どうしても言葉について不安があるときは、保健師さんや、小児科などで相談するといいでしょう。
ハイハイをしない
おすわり、寝返り、ハイハイなど、次々にできることが増えていく赤ちゃん。そういった段階の踏み方にも個人差は大きいものです。基本的に、大き目の赤ちゃんは、寝返りが遅い子が多いようです。身軽な子は、早いうちからくるんと寝返りをします。寝返りやおすわりが遅いからといって、そこまで心配することはありません。寝返りしない分、こちらもゆっくり過ごせると思いましょう。ハイハイもそうです。ハイハイをし始めると本当に目が離せなくなりますね。ハイハイが上手になるとどんどん移動もスピーディになっていきます。ただ、ハイハイが上手な子もいれば、おすわりをしながら前に進む子、仰向けで移動する子など、その子によって様々です。あくまでハイハイはその子の移動手段なので、他の動き方でも、行きたいところに行けることが楽しいのです。
歩かない
つかまり立ちをするようになると、今度はいつ歩くのかと楽しみになりますよね。
早い子は1歳にならないうちから歩きはじめます。
歩きはじめは不安定なので、すぐに転んだり、ぶつかったりしやすいので注意が必要です。
そして遅い子は1歳半くらいに歩けるようになります。歩き出すと危険も多いので、こちらも焦る必要はなく、ゆっくり待ちましょう。
1歳半を過ぎても歩かない場合は、小児科などで相談してみましょうね。