幼稚園や保育園に通い始めると、いろいろな病気を移し移されで、今月は何回病院に通ったことか、、、とお母さんの方も疲れてしまうかもしれませんね。
熱が下がらなかったり、機嫌が悪くなったり、小さい子が体調を崩すとかわいそうになりますよね。
今回は、もらってきやすい病気を5つ紹介します。
RSウィルス
風邪の一種なのですが、初めてこのRSウィルスに感染すると、割と症状が重くなりがちです。
2回目以降は免疫もできるので、感染しても、ただの軽い風邪で済むことがほとんどです。
咳がひどくなりやすく、6か月未満の乳幼児がかかると、突然の呼吸困難など、命に関わることもあるので注意が必要です。
咳が止まらなくなることで、放っておくと、喘息などを引き起こすこともあります。
咳がひどかったり、熱がある場合は、早めに病院で診てもらいましょう。
溶連菌
まず喉の痛みから始まることが多い病気です。
熱が出たり、体に赤い発疹が出たりします。舌にプツプツが出ることもあります。
抗生物質を飲むことで治ります。
処方された分をしっかり飲み切りましょう。
溶連菌は何度も感染する病気なので、1度なったからといって、二度とならないというものではありません。
アデノウィルス
アデノウィルスはプール熱とも呼ばれます。プール熱とは言っても夏以外にも感染する病気です。
乳幼児から学童にかけて感染しやすい病気です。
突然高熱が出て、5日~7日ほど続きます。
昼間は下がり、夜にまた上がるなど、上下することが多いです。
特別な治療薬はなく、できるだけ安静にし、坐薬などで熱をさげます。
手足口病
口の中や、手足などに水疱状の発疹が出るのが特徴です。主に夏に流行る病気で、5歳以下の子供がかかることが多いです。熱が出る人の割合は3分の1程度です。軽く済むことが多いですが、まれに合併症なども起こるので、慎重に経過観察しましょう。特効薬や特別な治療法はありません。
インフルエンザ
みなさんご存知のインフルエンザ。
感染力が強いので一人感染すると、園内にもあっという間に広がりやすいですね。予防接種がありますが、予防接種をしたからといってインフルエンザにならないわけではなく、軽く済むというように考えましょう。インフルエンザの予防接種は有料で、感染するかしないかわわからないけれど、とりあえずしておくという人が多いかもしれません。
発病してから48時間以内に薬を服用するのが効果的と言われていますので、高熱が突然出たりしたら、早めに病院を受診しましょう。