母乳が足りない時、病気などで母乳をあげられない時は粉ミルクが便利です。
飲ませ方としては、母乳の不足分を補い、母乳とミルクの両方をあげる場合と、ミルクのみの場合があります。
最近はミルクの成分は母乳とほとんど変わらないといわれていますが、色々な飲ませ方がありますので、
小児科の先生などに相談してみると良いでしょう。
粉ミルクを使う時
母乳をあげられない・・・と粉ミルクを飲ませる時、赤ちゃんに申し訳ない気持ちになるお母さんがいます。
しかし心配いりません。大丈夫です。
最近市販されている粉ミルクは、品質がとても良いです。
母乳と栄養素はほぼ変わりませんので、安心して飲ませてあげてください。
母乳と同じ気持ちで、赤ちゃんの顔を見て話しかけてあげながらあげるようにすると良いでしょう。
愛情が大切です。絆も生まれてくるでしょう。
粉ミルクの種類
粉ミルクはメーカーによって味や成分や粒子の細かさなどが違ってきます。
赤ちゃんの飲み具合で選びましょう。
その他に低出生体重児用粉乳・フォローアップミルク・アレルギー用調整粉乳・大豆蛋白調整乳などがあります。
それぞれ特徴と用途が異なりますので、こちらも赤ちゃんに合わせて選んでいきましょう。スティックタイプの粉ミルクもありますが、こちらは小分けされたものです。お出かけ用や旅行に便利です。
ミルクセット
哺乳瓶はガラス製とプラスチック製があり、乳首は形や穴の大きさが色々あります。
赤ちゃんの好みにあったものにしましょう。
衛生グッズとしては哺乳瓶を洗うブラシ・洗剤・消毒セット・フードボックスなどがあります。
きちんと赤ちゃん専用をつくり、清潔に管理してあげましょう。
飲ませ方・体勢
空気が入らない角度まで哺乳瓶を傾け、乳首全体が常にミルクで満たされているようにします。空気をたくさん飲むとお腹がふくれてしまい、ミルクを十分に飲みませんので注意しましょう。
必ず抱っこして赤ちゃんの上体を起こして飲みやすくしてあげます。
飲み終わったら、赤ちゃんをたて抱きし、背中をさすってゲップを出させてあげます。
飲んだするは吐き戻しすることもありますので、しばらく赤ちゃんの呼吸の様子をみていてあげましょう。
ミルクの保管
スプーンは缶から出し、清潔なところに保管します。
缶の中に入れておくと、細菌が増えやすくなります。
開封した缶は乾燥した涼しい場所に置きます。
冷蔵庫には入れないようにしましょう。
出した時に缶に水滴がついて粉ミルクが湿気ってしまいます。
開缶後はなるべく早く使いきりましょう。