出来るならいつも笑顔で優しいお母さんでいたい。
でも子育てをしていれば子供の為に叱らなければならないことがたくさんあります。
叱る。と簡単にいっても難しいもので、頭ごなしに怒るだけでは子供が委縮するだけで上手く伝わらず親子共に嫌な
気持ちになるだけのこともあるので、子供を上手く叱る方法、叱る時に気をつける事をご紹介します。
一貫性を持たせる。
子供が叱られたことをちゃんと受け入れられるようにするためには、ダメなものはダメだという一貫した態度、言葉かけが大切です。
昨日はこれで叱られたのに、今日は叱られないでは子供も納得できず、混乱してしまいます。
ただし、絶対一貫していなければ!というのは子供も親も窮屈なので、「今日は○○をがんばったから、ごほうびでいいよ♪」とかしっかり説明した上で、時にはルールを変更することで、子供もルールの意味を理解しやすいと思います。
短く、分かりやすく!
子供を叱る時には、子供に分かりやすく伝えるという事が大切です。
「危ないよ!」「痛いよ!」「それは触ってはいけないよ!」などのように短く簡潔に!
「ダメ!」だけでは分からないこともあるので、短い言葉で、分かりやすく、ハッキリと伝える事が大切です。
その時、その場で!
叱ることがあった時、叱らないといけないなと思ったその時に、その場で叱るようにしましょう。
親としてはその場の雰囲気を考えて後で言えばいいかと思う事があるかもしれませんが、子供には後からというのが通用しません。
何について言われているのかが分からなくなるので、叱ることがあった時にその場で言うようにしましょう。
絶対にいけないことは毅然とした態度で叱る。
普段から、子供をしかる機会というのはあると思いますが、絶対にいけないことを、叱ることで伝えなくてはいけないことがあります。
それは、子供の体や命、お友達をケガをさせたりしない為に、とても重要なことです。
危険な事、人を傷つける事、には毅然とした親の態度が必要です。
子供にとっては悪気無くしたことでも、危ない事や、お友達を噛んでしまったり人を傷つけるようなことは、しっかり子供の目を見て、「痛いでしょ!」「危ない!」「やめて!」ときつめの口調で真剣に怒っていることを伝えます。言葉の内容がまだわからなくても、いつもとは違う、普通ではないということを子供に感じてもらうことが大切です。
叱った後のフォローを忘れずに、子供に合わせた叱り方を。
叱られたあとは多少なりとも子供はショックを受けているので、叱った後は気持ちを切り替えて、いつものお母さんに戻ることを心掛けましょう。
いつも以上に優しくしたり、気を遣う必要がありませんが、「お母さんのいう事ちゃんと聞けてえらかったね」と子供の態度を褒めてあげたりして、お母さんがニコニコしている事で子供も安心してくれるはずです。
子供の上手な叱り方を説明してきましたが、どの子供にも伝わる叱り方と言うのは難しいので、叱った後に子供の様子を見て、自分の子供に合った叱り方を見つけていきましょう