アレルギーを持つお子さまは、近年増加傾向にあります。 現在0歳~14歳のお子さまの約40%は何らかのアレルギーをもっているのだとか。
それも、両親や親せきにはいないのになぜこの子が?と思われているママの話をよく耳にします。
よく聞く子どものアレルギーを5つご紹介します。
小麦アレルギー
小麦は鶏卵・牛乳とともに三大アレルギーの一つとされています。
パンや麺の多くは小麦で作られるため、主食はお米を中心にする必要があります。
授乳中のママがパンを食べてもアレルギーが発症する可能性もあるので気をつける必要があります。
ただ、最近では米粉も多く流通しているので米粉パンであれば食べても大丈夫なのだそう。
さまざまな食材に含まれているので、加工食品であっても必ずアレルギー表示を確認する必要があります。
牛乳、乳製品のアレルギー
子どもも摂取することの多い牛乳ですが、乳幼児の食物アレルギーの中では第二位の食品です。
牛乳は、たとえ加熱してもアレルゲンの力が落ちることは期待できず、ヨーグルトやチーズなどの加工食品にも注意が必要です。
牛乳にはカルシウムを多く含んでいるので、煮干しなどの小魚類や海藻などで不足しがちなカルシウムを補う必要があります。
アレルギー表示は注意する必要がありますが、「乳」という表示があっても必ずしも食べられない食材というわけではないので、見分ける目が必要なので要注意を。
鶏卵アレルギー
鶏卵は、食生活の中で欠かすことのできない食材ですが、残念ながら食物アレルギーの原因となる食べ物第一位なのです。
鶏卵は加熱することでアレルゲンが弱まる性能がある食材です。
離乳食を開始した際、鶏卵は固く火を通した黄身からといわれているのはそのためです。
マヨネーズ・アイスクリームに含まれる鶏卵は十分に加熱されていないので、食べさせる際は十分に注意が必要とされます。
また、ひとえに卵といっても、いくらやたらこなどの魚卵は別物なのでこちらもご注意を。
そばアレルギー
そばはほかの食品よりも、微量でアナフィラキシーショックをおこしやすい食材なので特に注意が必要です。
加工品をチェックするのはもちろんのこと、そばを茹でたお湯と同じお湯でほかの麺を茹でたものを食べただけでアレルギー反応がみられる人も少なくありません。
飲食店では確認するのがベターといえます。
さらには、そばがらを使った枕!こちらも注意が必要です。
最近はあまり見かけなくなっていますが、外泊時の枕は念のため確認するようにした方が良いといえます。
犬猫アレルギー
動物アレルギーとは、同居する犬や猫などのペットがアレルゲンとなるアレルギー反応です。ひどい状態になると呼吸困難に陥る場合もあるので注意が必要です。
軽い症状の場合は、慣れることで歳とともにおさまっていくというケースもあるようですが、小さな赤ちゃんの場合は少しのアレルゲンが命取りとなることもあります。
やはり、毛や垢などから発症することが多いので常に清潔に、また空気清浄器の利用も効果があるようなのでお試しください。