妊娠したら、葉酸を積極的に摂りたいところ。
その理由は、厚生労働省が「妊娠してから3ヶ月まで、通常の食事から摂取する以外に、1日400㎍を摂取する」ように推奨しているから。
でも、葉酸はどんな野菜に含まれているの?そして、どうすれば毎日摂ることができるの?摂らなかった場合は?と、つい心配になってしまうのが、マタニティ期かもしれません。
どうして葉酸が必要なのかを説明し、おすすめのサプリメントを3つ紹介します。
なぜ葉酸が必要なの?
葉酸は、ビタミンB群のビタミンです。
この葉酸、血を作る作用があり貧血予防にもなります。葉酸が含まれている野菜として代表的なものは、ほうれん草、小松菜、ブロッコリーなど。
先天異常についての研究で、葉酸を摂取することで神経管の閉鎖障害を予防することができることがわかりました。
そのため、胎児の障害を予防するためにも葉酸を摂取することが必要とされています。
体外に排泄されてしまう葉酸は、毎日続けて摂る必要があります。
水に溶けやすい葉酸はスムージーで!
葉酸の成分は水に溶けやすいです。
ほうれん草や小松菜などは、調理する時にお湯をわかして茹でる場合が多いですが、それだと成分は水に溶けて出てしまいます。
そのため、少量の水で蒸すようにして調理するのがいいでしょう。
一番なのは、スムージーにする方法。生のまま冷凍してしまうか、他の果物を冷凍して、ジュースや水、牛乳などとミキサーにかけて粉砕してスムージーにして飲みます。
すると、水溶性の葉酸でもまるごと体内に入れることができます。
おすすめサプリメント①
毎日ほうれんそうをスムージーにしたり調理するのは大変なので、サプリメントを取り入れつつ生活するのがおすすめです。
一番お手軽なのが、ラムネのようなタブレットを取り入れる方法。
ピジョンの「葉酸タブレット」は、お菓子のようにして食べることができます。
写真は青りんごとグレープフルーツとヨーグルト味。
葉酸のほか、鉄も摂取できるので貧血予防にもなります。
1日2粒で葉酸400㎍、鉄10mg、ビタミンB6、B12を摂ることができます。
おすすめサプリメント②
和光堂のママスタイル「葉酸キャンディ」も、お菓子のようにして続けられる商品です。
2粒で葉酸400㎍なので、2粒で1日の量をカバー。働く人は1粒ずつ通勤時間になめると、つわり防止にもなって便利です。
ビタミンB6、ビタミンB12も1日に必要な量が取れます。
レモン味のほか、巨峰味、グレープフルーツ味があり、ノンシュガータイプ。むし歯にもなりにくいです。
おすすめサプリメント③
ドラッグストアで買えるディアナチュラのシリーズのサプリメントにも、葉酸があります。
低価格で買えるサプリメントの中には、サプリメントだけでは1日分の量の400㎍をカバーできない商品もあるので成分を確認しておくのがいいかもしれません。
ディアナチュラの葉酸は、1日摂取目安の1粒あたり葉酸が400㎍です。ビタミンB6は3mg、ビタミンB12は6㎍配合されています。
いかがでしたか?葉酸は先天異常を防いでくれるので、妊娠初期に毎日摂りたいもの。
サプリメントと上手につきあいつつ、毎日摂ってみましょう!