生後3ヶ月の赤ちゃんの発達・発育・体重・ミルク

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赤ちゃんが産まれお母さんも少しは慣れてきた時期ではないでしょうか?

また赤ちゃんの個性が出始めてくるのもちょうど生後3ヵ月のこの時期です。

3カ月児は成長の大きな節目です。乳児期の赤ちゃんは、身体発育と知能の発達を分離して考えることができません。

身体発育がしっかり月齢相応に進んでいれば、知能の発達も順調と考えられるわけです。

定期予防接種が始まるなど赤ちゃんの生活のポイントも知っておきましょう。



3ヶ月の赤ちゃんってどんな時期?

生まれてすぐのときに見られた「原始反射」が少しずつ消えていって、ひとつひとつの動きがなめらかになってきます。大きな音にも前ほどびっくりすることはないでしょう。

また3ヶ月の赤ちゃんは首がすわりだす時期です。
首すわりの様子は、赤ちゃんをお座りの姿勢にしてみて見ましょう。
前にガクッと首が落ちなくなったら首が座っているサインです。
また腹ばい姿勢にすると顔を床からしっかり上げられるようになります。
首が座ると赤ちゃんの視野もグーンと広がり好奇心が沸いてきます。

あおむけ姿勢のときの赤ちゃんは、手足ともにとてもよく動かします。両足やひざを空に向かってけり上げていますし、自分の体の動きをおもちゃにして、ひとり楽しむ時間もふえてきます。手の動きも活発でバタバタさせますし、おもちゃを持たせると、しばらくの間握っていられるようになります。指しゃぶりも大好きです。

http://baby.goo.ne.jp/member/ikuji/seicho/3/

体重・身長は?ミルクはどの位飲むの?

生後3ヵ月の赤ちゃんの体重は生まれた時の約2倍ほど。
平均体重は5.5~7.5キロ前後です。
平均身長は60~70センチ前後です。

あくまで目安ですので出生時の様子で個人差があります。
平均以下でも授乳がしっかりできて睡眠ととてれいるなら問題はありません。
特に体重の増加が緩やかになってくるのも3ヶ月赤ちゃんの特徴です。

生後3ヶ月は授乳間隔が3~4時間に定まって、一度に飲む量もしっかりしてくる時期です。
生後3ヵ月でも授乳量が増えない赤ちゃんは体重が減らなければ様子を見てください。
たくさん飲み始めたからと言って、粉ミルクの調乳を薄めるのは胃に負担がかかって危険です。

母乳では量が分からず不安になりますが、生後3ヵ月になると赤ちゃんの動きも活発になるので欲しがるだけ授乳してあげましょう。

この時期の赤ちゃんはぽちゃりしていますが、飲みすぎとは判断しません。はいはいや寝返りが始まるとすぐに体型も変化します。赤ちゃんにダイエットは不要です。

http://www.e-ikuji.info/growth/3month_baby.html

生後3ヵ月から始める体操

ママやパパ、家族などいつも近くにいる人のことが分かってくる時期です。
ママやパパがあやすと他の人とは違った反応を見せるようになります。
また両手でばんざいをしたり、左右の動きが一致するようになってきます。

そんな時期だから事スキンシップをしながら簡単な体操を始めてみましょう。

体操といってもママやパパはそっと手を加えるだけにします。
まだ体の柔らかい赤ちゃんは無理に足を曲げたり手を伸ばしたりすると危険です。

仰向けの姿勢の赤ちゃんの両手にママの親指を握らせ、胸の前であわせたり開いたりなど、軽い体操がいいでしょう。
ママの顔はちょうど赤ちゃんの視野に入って、赤ちゃんが喜びの笑い声をたててくれます。
またおむつがえや着がえのときに、思いっ切り、自由に体を動かすチャンスをつくりましょう。
このころは、赤ちゃん自身の動きにほんの少し手を添える程度の手助けを心がけましょう。

ついでに優しく乾布摩擦をして皮膚を鍛えるのも良いでしょう。

たそがれ泣きってなに?

生後3ヶ月頃から、夕方から夜にかけて理由もなく泣きだす赤ちゃんがいます。これを黄昏泣き(たそがれなき)や夕暮れ泣き(ゆうぐれなき)と呼びます。

どうして夕方から夜にかけて泣き出すのか。
まだはっきりとした原因かわかりませんが、これも赤ちゃんが暗くなってきたことを感じ取れるようになってきたからではないかと言われています。

黄昏泣きが始まると、抱っこをしても何をしても泣きやみません。やがて自然と泣きやむか、お腹がすいて授乳したり、眠くなってしまいます。ケロッと遊び出す赤ちゃんもいます。

たそがれ泣きは病気ではありません。
暗くなってきたり、変化に気がつくほど成長した証です。
ママやパパは心おだやかにして泣きやむまで付き添ってあげましょう。

http://www.e-ikuji.info/growth/3month_baby.html

予防接種がスタート

この頃から予防接種がはじまります。対象は、赤ちゃんがかかると重症になりやすい病気で、予防接種によって、罹患する確率を減らし、もしかかっても軽症で済ませることができます。国が接種をすすめていて期間内なら無料で受けられる「定期接種」と、子どもの健康状態に合わせて自費で受ける「任意接種」があります。

乳幼児期の予防接種は摂取期間や回数、他の予防接種との間隔が決められていて少し複雑です。
赤ちゃんの体調が悪いときには受けられないので余裕をもったスケジューリングが必要になってきます。
かかりつけの病院と相談しながら、しっかりと計画を立てて、接種もれのないようにしましょう。

http://allabout.co.jp/gm/gc/253022/

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