近頃の結婚式で流行りの、セーブ・ザ・デートって何でしょう?ふたりらしい結婚式を演出できる上に、大切なゲストさんにおもてなしの気持ちをいち早く伝えることができるペーパーアイテム、セーブ・ザ・デートについてまとめました。
セーブ・ザ・デートって?
欧米の結婚式で、正式な招待状の前にゲストに送る、日程のみのお知らせ葉書のことです。結婚式・披露宴の日程を早めにゲストに知らせ、早めに日程を調整してもらおうというものです。日本でも取り入れられる新郎新婦さんがじわじわ増えています。
ふいに届くセンスの良いカードで、ゲストさんの気持ちもぱっと華やいだら素敵ですね!
なにを書けばいいの?
基本的には、結婚されるおふたりの氏名と、式の日程だけでOKです!いうなれば予告編のようなものですね。会場の場所などが決定していて、変更の可能性がなければ、合わせて記載するのも良いでしょう。
また、まだまだ日本では馴染みのないアイテムですので、受け取ってもピンとこないゲストさんもいらっしゃるかもしれません。「正式な招待状は後日改めてお届けします。」などと、ひとこと添えておくことも忘れずに。
誰に送るの?
たとえば、ご親戚の年配の方などには、まったく馴染みのないセーブ・ザ・デートを受け取っても、戸惑われる方もいらっしゃるかもしれません。また、会社関係の上司の方などにも、事前にご挨拶もなくカードでお知らせするというのは、失礼にあたります。
セーブ・ザ・デートはあくまでカジュアルなもの。正式な招待状とは違いますので、送る相手も、ある程度カジュアルな関係の方に限ります。お友達や親しい同僚などに向けて取り入れるのが良いでしょう。
いつ送るの?
一般的に結婚式の招待状を送るのは、式の2~3ヶ月前といわれています。式場の決定やゲストの住所録を準備し始めるのは、さらにその2~3ヶ月前の方が多いようです。
会場と日取りが決定したら、招待客のリストアップと同時進行で、セーブ・ザ・デートのデザインに取り掛かりましょう。正式な招待状の発送と間隔がなくなってしまっては、意味がありませんから。
デメリットもあるかも!
先にも述べた通り、セーブ・ザ・デートは、かなり早い時期にゲストさんのご予定を予約させてもらうようなアイテムです。
後になって変更になるのはマナー違反です。会場やお時間などの詳細な情報も、セーブ・ザ・デートに書かないほうが、もし変更になった際の訂正が必要ないので良いといえるかも知れません。
また、セーブ・ザ・デートは「どうしてもあなたに来て欲しい!」という気持ちを伝えるもの。同じ友人グループ内で送る送らないの区別があると、お互いに気まずい思いをさせてしまうかもしれません。取り入れるなら「親戚と会社関係以外は全員」など、決めてしまう方が良さそうです!