いまも昔も人気の習いごとのピアノ。
いつから始めようか悩んでいるお母さまたちも多いのでは。
早ければ早いほどいい?実はそんなことないのです。
お子さまが小さいうちは、家でできることもたくさんあります。
まずはママと一緒に遊ぶことから始めてみませんか?
元ピアノ講師である筆者がおうちで出来るオススメ音楽あそびをまとめてみました。
大事な土台作りは0歳から!
まずはお部屋に音楽を流すことから始めてみましょう。
ジャンルは童謡やクラシックに限らず流行りのポップスでもロックでも、なんでもいいのです。
様々な音とリズムに触れ、心地よさを感じられればオッケー。
音楽に合わせて体を揺らしたり踊ってみましょう。
ママが歌いながらゆらゆら抱っこをしてあげるのもいいですね。
歌が苦手なママでももちろん大丈夫。
音楽=遊び=楽しい!
まずはそう思えることが大事なのです。
リズム遊び
身近にある言葉を使って遊んでみましょう。
例えば「ママ」の言葉に合わせて2回手を叩いてみます。
「りんご」なら3回パチパチパチ。
「スプーン」ならパパンパ。
「おかあさん」ならパパンパパン。
ひとつの言葉の中にも早く叩く音があったり伸ばす音があったり、身近な場所に様々なリズムがあることを覚えることができます。
太鼓や鈴、タンバリンなど家にあるおもちゃを使ってみても楽しいですね。
まねっこあそび
リズム遊びの難易度を少し上げた遊びです。
ママが声にを出さずに叩くリズムをまねさせてみます。
はじめは「りんご」など単語ひとつのリズムから。
次は少し長い「りんご、おいしい」のリズムを真似っこ。
集中してママのリズムを聞かせることで、集中力をつけることもできます
聴き分け遊び
ママが高音で発したひよこちゃんの声と低音で発したゾウの声。
聞き分けるクイズをしてみてはいかがでしょうか。
家にあるおもちゃで子どもに見えないように音を出し、どのおもちゃの音がしたのかクイズにしても良いですね。
手遊び
「糸巻き」「ひげじいさん」「あたまかたひざポン」の歌など、歌いながら手や体を動かしてみます。
スローテンポな歌にあわせてゆっくり動作をしたり、速い歌にあわせて速い動作をしたり、変化をつけてみてもいいですね。
速い動きは特に喜びます。
楽しみながら音楽の速さの認識をつけることができます。
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いかがでしたか。
ピアノ教室に通い始めるのは、自宅での音楽あそびを楽しめるようになってからでも遅くないのです。
どれも簡単にできるものなのでぜひ親子で楽しんでみてくださいね。