育児中のあなたは大丈夫?毒親って知ってますか?

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最近ちまたで良く耳にする「毒親」という言葉、知っていますか?わが子への思いが強すぎて心配な気持ちからの過干渉・過保護や、親の言うことは絶対だ!と支配的な態度を取ったり、子供にも自分と同じ価値観を強いるなど、色々なパターンがあるようです。


親への不平不満が許されない風潮

「毒親」なんて言ったら、生み育ててくれた親に失礼だ!と思う方も多いと思います。もちろん、子供を育てるということはとても大変なことだと、みんな頭では分かっています。しかしながら親といっても様々で、子供の心に傷をつけてしまう親も少なくないのです。深く刻まれた傷は子が大人になってからの生き方にも関わってきます。親に価値観を押し付けられて自分の意見が言えないような家庭環境や、親が子をかまいすぎて監視するような環境なども、毒親の一種のようです。また、勇気を出して自分の意見を言っても「親に向かって生意気な!」「誰が育ててやってると思ってるんだ!」とねじ伏せられてしまう。そのような家庭環境におかれた子供たちはしばしば周りに相談することもあるようですが、だいたい「親には感謝しなさい」と一喝されてしまうようです。

自分が悪いんだ、と思ってしまう子どもたち

このような家庭環境で日々育っていく子供は、最初は頑張ってみてもだんだんと「自分が間違っているんだ。自分が悪いんだ。」と思ってしまう傾向にあるようです。本来ならば、親が子どもに価値観を押し付けたり支配的な態度を取ったりせず、子供を一人の人として、親とは別人格の人としてしっかり認めて接してあげれば良いのですが毒親にはそれが出来ないのです。明らかに分かりやすい虐待とは違い、周りが気づくことも無く日々が過ぎていきます。10代の大切な時期に、このような環境で育っていくとどんな大人になるのでしょうか。

・ 成長とともに問題が出てくる毒親育ちの子ども

大人になって「毒親育ちかも?」と気付く人たちの中には、自己肯定感が低い人が多いようです。幼いころからありのままの自分を受け入れてもらっていないのです。自分はダメな人間なんだと思い込んでしまい順調な社会生活が送れなかったり、他人の顔色を常に伺って無理して頑張らないと受け入れてもらえない、とか様々な問題が出てくるのです

毒親本人は認めない傾向にある

これまであげたように、子供にとって毒親はまさに「毒」になってしまうのですが、肝心の本人はまったく悪気が無く、気付かない傾向にあるようです。「子供の将来のためを思って言っている」とか「子供を愛しているからこそ正しい道を歩いて欲しい」とか言うのです。親の一方通行で、子の気持ちに気付かないのです。これでは健やかな成長とは程遠い家庭環境になってしまいますよね。

毒親にならないためには

ここまで読んでいただいて、育児中の皆様の中に「私は大丈夫かしら?」と思った方もいるかもしれません。でも、読んでみて何か気付きがあった方は大丈夫。まずは、ありのままのあなたを愛しているよ、という気持ちで日々接してあげてみてください。お利口でなければ認めない、とか、親の価値観を強いるような歪んだ愛情を持たないこと。きっと、お母さんお父さんが大好きな素敵なお子さんに育っていきますよ!

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