妊娠したら、嫌でも襲ってくる「つわり」。
もちろんつわりの程度には個人差がありますが、できれば経験したくないものですよね。
そんな「つわり」にも、色々な種類があるのはご存知ですか?
今回はそんな「つわり」の種類についてお話します。
吐きつわり
ドラマや映画などで「つわり」の描写が有る場合は大抵コレ。
「つわり」といえば!という代表的・典型的なつわりが「吐きつわり」です。
一日中吐き気があり、食事も喉を通らないこともしばしば。
ひどい場合には水分の摂取もままならなくなるので、脱水症状の注意が必要です。
食べつわり
物が食べられない「吐きつわり」とは反対で、空腹に耐えられない「食べつわり」。
とにかく何かを口に入れていないと気持ち悪い状況になります。
ただ、食べすぎによる体重増加は母体・胎児ともに良くありませんので、暴飲暴食しすぎないように注意をしましょう。
また、食べすぎても気持ち悪くなることがありますので、自分の体調に合わせて調整するようにしましょう。
眠りつわり
ひたすら眠くなるつわりです。
酷い場合は、車を運転していても、歩いていても眠くなってしまいます。
眠気なんて我慢できると思うかもしれませんが、「眠りつわり」による眠気は相当強く、どんなに抗っても自然と瞼が落ちてきてしまいます。
この場合は車の運転は避けて、無理せずに休みましょう。
車の事故や、外出中に眠くなって転倒してしまうことのないように注意しましょう。
匂いつわり
とにかく匂いという匂いに敏感になり、その中でも平気な匂いと苦手な匂いが出てきます。
臭いものがダメ、というわけではなく、むしろ今まで好きだった匂いや、普段の何気ない匂いが苦手になる人も多いはず。
私は会社の上司の体臭がものすごくダメになってしまい、吐き気が止まらず、仕方なくデスクの場所を遠くに変えてもらってずっとマスクをつけて口呼吸していました。
普段は全く気にならない匂いが気になり、吐き気に悩まされることも多いです。
唾液つわり
「唾液過多症」とも呼ばれ、口の中の唾液がどんどん増え、だらだらと出てくるつわりです。
ひどい場合は、とても飲み込めない量の唾液が出ることもあり、空のペットボトルを持ち歩いてその中に唾液を吐きだすなどの対策が必要となります。
体の中からどんどん水分が出てしまうので、脱水に気をつけるようにしましょう。
いかがでしたか?
妊娠・つわりには非常に個人差がありますので、いくつものつわりを経験する人や、何も経験しない人、或いはここに紹介した以外の症状が出る人もいるでしょう。
どのような症状であっても、苦しい時はかかりつけのお医者さんに相談して、少しでも快適なマタニティライフを送れるようにしてくださいね。