小学生男子の家庭学習がうまくいかない!どうしよう!

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子どもが小学生になり、親が一番プレッシャーに感じていること。それは勉強ではありませんか?

遊び中心だった保育園・幼稚園時代とは違い、小学生になると毎日の宿題やテストがあります。

自分の子どもが勉強が嫌いだったら?やる気がなかったら?

あなたはどうしますか?

勉強に興味がもてない?お願いだから勉強して!

学校には毎日元気に通っているし、帰宅後には友だちとも仲良く遊んでいる。それが一番なのだけど……。
小学校生活が順調にスタートしてひとまず胸をなでおろすころ、急浮上してくるのが学習面での不安や疑問ではないでしょうか?
「今日は宿題は出なかったの?」と聞くと「あ、忘れてた」なんて答えが毎日のように返ってきたら、思わず笑顔も固まってしまいますよね。
勉強に対してのみ意欲がない、興味がない、出来ることならやりたくない!そんな子どもの姿を見ていると頭が痛くなってしまいませんか?
でも小学生の今はチャンスです。これから勉強好きになっていく可能性はまだまだ多いにあります。
諦めないで!大丈夫!!

どうして勉強が嫌いなの?聞いて一緒にやってみよう!

勉強に対して消極的だったら、まず勉強が好きか嫌いか聞いてみましょう。嫌いと答えたら、その理由もきちんと聞いておく必要があります。
「なんとなく」と答えるお子さんがいるかもしれません。この「なんとなく」は実は「わからない」か「先生の授業がつまらない」に該当することがあります。
先生の授業がつまらなかったら興味も持てません。その結果、勉強もわからなくなり嫌いになってしまうのです。
その時にはお母さんが「楽しいわかりやすい授業」を家庭ですればいいだけです。
低学年のうちであれば、それほど難しい内容でも長い時間でもありません。子どもとコミュニケーションを取る感じで、あまり深刻に考えず、楽しく元気よく遊びの延長のような感じで取り組んで下さい。

お約束!宿題やったら遊ぼうね!

「今日は○○くんと遊ぶ約束をしたから!」子どもがそう言って宿題を後回しにして遊びに行こうとしたら?
今日くらいはいいか!とすぐに答えを出さないで下さい。
基本的に「宿題をやってから遊びに行く」ことを習慣としてほしいのです。
勉強が苦手だったり、ちょっとのんびり屋さんだったりすると、宿題を終えるころには遊ぶ時間がなくなってしまう可能性もあるでしょう。悩ましいところですね。
でも外で全力で遊んできた子どもは、勉強が手つかずであっても疲れて寝てしまうことがあります。そのまま宿題をやらずに済んでしまった日があったとしたら、子どもに悪気はなくても繰り返される可能性が出てくるでしょう。
能率よく勉強をすることを学ぶ機会にもなります。遊びに行くときには必ず宿題を先にすること。

家庭学習って何やるの?あきっぽいから困っちゃう!

小学校低学年のうちは担任の先生も毎日の宿題を出してくれるでしょう。ですが学年が上がるにつれて「宿題」から「家庭学習」という言葉に変わっていきます。
「家庭学習」は具体的な内容や量は決められておらず、各自自分で学ぶことを決めて取り組んでいかなければなりません。
この時期の学習内容は、教科書に出てきた漢字の書き取りや算数問題の復習程度です。学力をあげるというより、忙しくなっても勉強することの習慣化をより強固にすることに意味があると思います。
部活動や習い事で忙しくなってくる年齢かもしれませんが、家庭学習を甘く見ないで毎日コツコツと積み重ねましょう。

教材探しは慎重に!子どもに合ってるものを見つけて!

授業内容の復習だけでは足りないと感じたら、何か問題集のような教材を家庭学習に取り入れるのがいいと思います。
今は通信教育が充実していますから、それを利用するのもいいと思います。毎日勉強するページのほかに、専門の先生が採点をして返してくれるテストを利用できるものもあります。ご褒美にプレゼントがもらえたり、自分の頑張りが目で見てわかるのが利点です。
子どもによっては内容量が多いと感じる子もいるかもしれません。その時にはもう少し量の少ない教材に切り替えるのも良いと思います。提出物もなく問題だけのシンプルな教材もあります。
教材を溜め込んでしまったのがきっかけで、勉強が嫌になってしまう子が多いようなので、まずは溜め込まずに毎日やっていくことが前提です。
もちろん本屋さんなどで売っているワークでも十分です。やりっぱなしを見逃さないように、勉強したら大人がチェックをしてください。「今日も頑張ったね」のひと言で、子どもは勉強に前向きになってくれるでしょう。

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