結婚式への招待をお断りする時のマナー。どうしても行けない…

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結婚式の招待状をいただいたけど、出席できない事情がある…。先方にはっきり伝えられる理由もあれば、そうでない複雑な事情をお持ちの方もいらっしゃるしれませんね。晴れの日を前にした先方の気持ちを傷つけることなく、自分も無理せずに済む。大人のマナーをまとめました。



親戚の法事、という理由が無難

冠婚葬祭という言葉があるくらい、結婚式と同じくらい大切な予定として認められるのが、法事。相手にとって大切な故人を偲ぶ機会を奪ってまで、自分の結婚式を優先するべきだとまで望む方は稀でしょう。

「近い続柄の親戚の一周忌の法要がある。」などということでしたら、親戚づきあいなどの事情も察してくれるでしょう。自分個人の都合では予定を変更できない事柄として説明がつきます。断られる方も納得しやすいでしょう。

結婚式の先約がある、という理由も

地元の中学校時代の友人や幼なじみ、あるいは前の職場でお世話になっていた先輩の結婚式への出席を、先に約束してしまった。などの理由も、本人の意思ではどうしようもない欠席理由になるでしょう。

お断りする式に招待してくれた先方との接点がない方の結婚式があるとすれば、共通の知人などから話が漏れて、先方を傷つけるとうい心配もないでしょう。

海外出張など、長期不在という理由

仕事関係の事情が伝わる心配のない相手なら、ちょうどその時期に海外出張の予定があるなどの理由も無難です。

社会人なら誰でも、異を唱えられない最強の理由と言えるかもしれません。

お断りのマナー

最近はセーブ・ザ・デートなどで招待状の発送前にはやめに挙式日を知らせてくれるケースもありますね。

どのような事情があるにせよ、欠席の連絡はお電話でしましょう。いきなり欠席はがきを返信するのは、大人のマナーとは言えないと捉えられる可能性もあります。そのことが広まれば、友人知人間でのあなたの評価を下げることにつながりかねません。

招待する方からすると、出欠の返事がなかなかそろわないというのは、とっても落ち着かない気分になります。実務上も、席次が組めない、見積もりを確定できないなど、困りごとの種になります。出席できないのであれば、あまり遅くならずに連絡しましょう。

なお、連絡する際には「残念ながら…」ですとか「調整を試みたんだけど…」という気持ちを言葉で表すことも大切です。

お祝いの気持ちを伝える方法

結婚式に呼ばれる間柄なのであれば、共通の知人などもいらっしゃることと思います。今後の付き合いもありますし、気まずいわだかまりを残さないために、お祝いの気持ちはお伝えしましょう。

お式に出席することができないなら、事前にご祝儀やプレゼントを渡します。この場合のご祝儀は、結婚式に持参する程度の金額から飲食代を差し引いた額が目安。直接手渡すのが難しいなら、相当額のプレゼントを送るのも良いでしょう。

また当日に、祝電を贈ればゲストの前で披露してもらえるケースもありますし、お祝いの気持ちを表すひとつの方法です。

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