夫婦仲が良い家庭が理想だけれど・・・時として、いろんな問題を抱えてしまうことがあります。
離婚を考えているけど、子供がいるからそう簡単にいかないと悩みますよね。
そんな子供がいる家庭の離婚問題について考えてみましょう。
子供のために離婚しない・・・?
夫婦だけの問題ならもう少し楽に考えられても、子供がいるとなると子供への影響を考えて離婚するかしないか、凄く悩んでしまうものです。親が離婚するとなると少なからず子供は「寂しい」「悲しい」「なぜ?」といった気持ちになってしまうでしょう。
そして離婚して住む場所が変わったり、経済面など様々な変化があるとなると、ますます子供への影響を考えてしまいます。そんなことを考えると、どんなことがあっても子供のために離婚だけは避けたいと考える親御さんも多いのではないでしょうか。
子供は敏感でいろんなことを感じている
しかし、子供は親が思っている以上に敏感で、いろんなことを感じとって見ています。親が言い争っている姿や、子供の前ではケンカしなくても夫婦仲が険悪なムードになっていること、お母さんがいつもお父さんの愚痴ばかり言っていること、お父さんがお母さんを大事にしていないこと・・・などなど、子供は敏感に感じ取っているのです。
そういった家庭の空気の中で育っている子供の心には不安や恐怖があり、顔色を伺うなど、とても気を使って生きているのです。
修復に向けてお互い向き合う
出来ることなら夫婦仲が良くなるように修復したいものですよね。もし、離婚しようかどうか迷っているなら、夫婦でじっくり話し合いの時間を持つことが大切です。そして話し合いで大事なことは、相手を責め立て「自分は正しい」と主張しないことです。これをしてしまうと修復なんて出来ません。お互いに、相手の気持ちを考え、理解しようと努力することが大事。自分と相手は「違う人間」なのだから考え方や感じ方は違って当たり前なんだという事をしっかり頭に入れておきましょう。
離婚したほうが子供のためになることも
夫婦でいくら話し合っても平行線のまま・・・どうやっても修復出来ない問題があるなど、このまま夫婦関係を続けていても暗い家庭になってしまったり、子供に悪影響を及ぼすであろうという状況であれば、離婚したほうが子供のために良い場合もあります。
暴力などがある場合には、子供を守らなければいけませんし離婚が成立する前に避難することも重要です。
離婚は失敗ではない
離婚するとバツイチと言われ、「結婚に失敗した」という風に世間では言われる風潮がありますよね。そのことを気にしてしまう方もいるのではないでしょうか。しかし、離婚は決して失敗ではありません!それもあなたの人生の一部であり、経験です。素晴らしい子供さんも授かったのです。
離婚したほうが幸せに生きていけるのであれば、自信を持ってこれからの人生を明るく楽しく生きていくことが大切です。そうすることで子供も幸せに生きていくことが出来ます。