プロポーズされて、結婚が決まると今までとは違う気持ちで毎日を過ごすことになるでしょう。ドキドキしたり、ワクワクしたり。恥ずかしいような気持ちにもなるかもしれません。でも、気持ちだけでは結婚できないのも事実。結婚の前にしっかりとセルフチェックしておくべきことがあるんですよ。
最低限の家事はできるか
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結婚すると、女性が担う役割は一気に増えます。
専業でも兼業でも家事は女性の役割になることが多いですよね。
実家暮らしだった人は、今まで家事を一切やったことがないという人も珍しくありません。
でも、結婚するとなるとそうはいきませんよね。特に女性は最低限の家事スキルが求められます。
料理、掃除、洗濯、金銭管理など最低限でもいいので自分一人でできるか考えてみて。
結婚してから誰かに教えてもらうよりは、結婚する前にある程度はできるようになっておくことがオススメ。
料理に関しては、料理教室に通う人もいますよね。しかし、料理教室の落とし穴を忘れてはいけません。
大抵の場合、料理教室では複数の人が参加しています。自分だけではないため、わからないことなどが聞きにくいかもしれません。
料理ができないという人は、初心者向けの教室に参加すると良いでしょう。
では次に掃除はどうでしょうか。全くやったことがないという人は少ないと思います。
実家暮らしであっても自分の部屋の掃除はやりますよね。それと同じ感じでやれば大丈夫。
問題はちょっと大がかりな掃除。例えば、年末の大掃除。
お風呂のカビ取りや窓の掃除などなど普段はあまりやらない掃除をする機会になりますね。
きちんとした掃除方法を知らないと、余計に汚してしまうことも。使う洗剤などは使用法をしっかりと確認しましょう。
掃除の仕方は、家庭によって異なることも。もし彼のお母さんが介入してきた時は、全面的にお母さんの意見で行いましょう。
それが、嫁として気に入られるポイントでもあります。
そして、洗濯。洗濯機がやってくれるからいいやーと考えていませんか?
洗濯できないものはクリーニングに出せばいいやーと思っていませんか?
その考えは今すぐ直して!
確かに洗濯機は洗剤を入れてスイッチを押せば、干すだけの状態にまでしてくれます。
でも、汚れがひどい服や、ワイシャツの首元の汚れまではしっかり落としきれないんです。
汚れがひどい場合には、洗濯機に入れる前に下洗いや浸け置き洗いをしましょう。
ワイシャツの汚れは、洗剤をつけ、叩き洗いやブラシで洗うとよごれが落ちやすくなります。
実家ぐらしで、家事は全部お母さん任せだったという人は、結婚前にいろいろと勉強する必要があるかもしれませんね。
どうしてもできない場合には、相手にきちんと伝えましょう。
フォローしてくれたらありがたいですが、それを見込めない場合には、苦手なりにも家事ができるようにすべき。
苦手な人は、「苦手なんだから仕方ない」という態度を取らずに、「頑張ったんだけど、これくらいしかできなかった」
という態度のほうが、可愛げがあるなと思ってもらえるかもしれないですよ。
お金の使い方、大丈夫?
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結婚するに当たって、一番問題になるのはこの点かもしれませんね。
価値観の違いや金銭感覚の違いがあまりにも大きすぎると、一緒に暮らすのが難しくなります。
結婚すれば、今までよりも自由なお金が少なくなるかもしれません。将来のための貯蓄も必要になります。
独身の頃の金銭感覚ではいけないということです。
しかし、すぐに改善できるわけではありませんよね。ゆっくりと意識を変えていくことが大切です
。独身の時にできることとしては、まず自分の金銭感覚を理解しましょう。
どんなことにお金を使っているか、毎月の貯金ができているかなどを考えることができます。
そして、家計簿をつけましょう。最近は、家計簿アプリもあるので取り組みやすいですよね。
そうすることで、使いすぎている部分が見えてきます。
結婚してからやろうでは遅い。
婚する前に金銭管理をきちんとできるようにならないと、生活費のやりくりに困る可能性もあります。
独身の頃からのしっかりとした習慣が大切なんです。
また、家計の管理はどちらがするのかをはっきりさせておきましょう。
妻がするのか、夫がするのか。お財布は完全に共有させるのか、別にするのかも決めておきます。
大事なのは、自分達のやり方を決めることです。この問題に正解はありません。夫婦の数だけ答えがあります。
周りの意見を参考にするのは必要ですが、あくまでも決定は夫婦で。これが鉄則です。
はっきりとどちらが管理したらいいか決められないというかたは、家計の管理を交代で行ってみましょう。
そうすると、どちらに任せたら良いかが見えてきます。
家計を預かる側は、二人で決めた通りにしっかりとお金の振り分けを行います。
余剰が出たときには貯金に回しましょう。
自分で好きなように使えるお金以外の収支を相手にも伝え、二人で家計の推移を把握しておくことは大切です。
将来のための貯金ができるか、節約が必要かなど二人で話し合って。
二人の生活なのだから、相手に任せっきりにするのではなく、大事なことは二人でしっかり話し合いましょう。
お金に関することを二人で決めるのは、結婚生活がスムーズにいく秘訣にもなります。
さらに決める点として、お小遣い制にするのかどうかということ。
女性が家計を預かる場合が多いようですが、夫の自由に使えるお金はどうするのかということです。
お給料からいくらかを先に旦那が確保し、残りを生活費として渡すのか、毎月決まった額を妻から夫へ渡すのか。
この点は二人でしっかり話し合っておかないと、後々不満の種になってしまうこと。
夫婦のどちらにも意見があると思いますが、ここは家計を差会える夫の意見を出来る限り尊重しましょう。
もちろん、ギャンブル壁などがある夫には適用できませんがね。
専業主婦?兼業主婦?
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女性であれば仕事に関する決定は本当に悩みますよね。
この最終的な判断は女性がすることになりますが、夫となる相手の希望も絡んできます。
自分は仕事を続けたいけども相手は専業主婦を望んでいるパターンやその逆もあります。
また、シフトの調整が必要な場合もあるかもしれません。
結婚が決まったらまず女性の仕事をどうするかを決めましょう。
というのは、仕事先に早めに報告する必要があるからです。
退職し専業主婦になる場合は、特にそう。
不足する人材の補充をする必要もありますし、引き継ぎなどもあるでしょう。
個人で仕事をしているのでない限り、最低でも1か月前までには直属の上司に退職を申し出るのがベスト。
自分にとっては嬉しいことでも、会社にしたら働く人が減ることになるので、歓迎はされないかもしれません。
二人の意見がまとまり、退職時期が決定したらすぐに報告しましょう。
そして、低姿勢で退職までの準備を行って。
ここで高圧的な態度をとると、退職までの仕事が順調に運ばないことにもなりかねません。
ただ、「寿退職ですみません」という態度は避けましょう。
「退職までの間、いつもより忙しくさせてしまいますが、よろしくお願いします」と伝えるようしてみて。
結婚は喜ばしいことです。なのに「すみません」という態度では、本人が喜んでいないととられることも。
さらには、謝るくらいなら最初から結婚の話を持ち出すなという意見もあるかもしれません。
仕事をしていればそうした意見にあいやすいかもしれませんね。
厳しい意見を少しでも少なくするためにも、退職までの期間の過ごし方は大切なんです。
結婚後も仕事を続ける場合はどうでしょうか。
これは夫側にも協力が求められる場合があるかもしれません。
女性の仕事は夜勤がある仕事でしょうか?シフト制の仕事ですか?
出張があるでしょうか?夫はその仕事を応援できるでしょうか?
細かな点かもしれませんが、結婚後も仕事を続けるとなると、夫と生活のずれが生じる可能性があります。
また、仕事のあとに家事をやらなくちゃいけない。
それができるでしょうか?
女性が兼業主婦ができるかどうかは、夫の協力があるかどうかに左右されます。
仕事をしていること理解してもらい、家事を協力してくれるように頼むこともできます。
もしそれが難しいのであれば、女性ばかりに負担がかかってしまいますよね。
夫からの協力が得られないとして、自分は仕事も家事も両立できるかを考えましょう。
それでも兼業を望むなら自分なりに手抜きを覚えましょう。
兼業主婦は専業主婦のようにすべての家事をきっちりこなせないものです。
上手に手抜きを覚えて、仕事と家事の両立を目指しましょう。
彼との将来設計
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結婚が決まったら、描くのは幸せな画ばかり。
バタバタと忙しい結婚式の準備も、それは幸せな時間になります。
交際期間にかかわらず、結婚は夫婦のスタートライン。
これからは二人で将来を描いていくのです。
彼とはどんな未来が見えますか?
自分はどんな生活をしているでしょうか。
女性はとかく、結婚生活にあこがれを強く持つもの。
でも、実際の結婚生活はそんなにメルヘンじゃないですよね。
結婚する前にざっくりとでもいいので、彼との将来設計を話し合ってみて。
仕事の面や、生活、子供のことなど話し合うことはたくさん。
将来はどんな家族になりたいのかを二人で共有しましょう。
ここで夫婦の意見がバラバラだと結婚生活は、悲しい道のりになることも。
時にはお互いに譲歩する必要が生じることもあります。
一番は、子供のことかもしれませんね。
両方が子供を欲しいと思っているなら良いのですが、実はそうじゃないことも。
子育ては夫婦二人で協力して行うもの。
ふたりとも家にいるのに、ママばかりが子供のお世話をするのは間違い。
子供が生まれてから、実は子供が嫌い・苦手ということがわかった・・・
これではもう後に引けません。
子供が生まれたら変わってくれると考えるかもしれませんが、覚えていて欲しいのは、人間の本質はそう簡単には変わらないということ。
女性は子供を望むことが多いと思います。でも、意外と男性はそうでもないのかも。
夫婦で腹を割って話しましょう。
マイホームについてはどうですか?
夫婦できちんと話していますか?
これはお金が絡んでくる話にもなるので、そう簡単には進まないですよね。
双方の考えに違いが生じる話題でもあります。
片方はマイホーム希望だけれども、片方は借家でも構わない
新築希望と中古物件でも良いなどなど、細かな事も含めると、夫婦で意見が合うというのはなかなかないでしょう。
これも、夫婦でしっかりと意見をまとめることが大切。
支払いが生じるものなので、その能力があるのかということも考えて。
マイホームは確かに憧れですが、現実的にそれは可能かどうか。
収入面ではかなり厳しい話になることも。
マイホームという夢に向かって夫婦両方が協力するのは大切なことです。
毎月マイホーム貯金をするとか、どんな家にしたいかを 話すこともできます。
大事なのは『二人で一緒の目標を持つこと』です。
そうすることで、生活の中でも協力し合えますよね。
二人で同じ将来像を見ることが、夫婦としてよいスタートを踏む助けになります。
時間の使い方を見直して。
![](https://lovemo.jp/wp-content/uploads/2015/05/時間の使い方.jpg)
結婚すると、今までの生活は一変。
女性は専業主婦になることもあり、家にいる時間が長くなるかもしれません。
男性は仕事で遅くなることも増えるかもしれません。
仕事によっては夫婦の生活サイクルが真逆になってしまうことも。
結婚前に相手の仕事について理解を示すのは大切なことです。
しかし、家族との時間を全く作れないのは問題あり。
それでは何のために夫婦になったのかわからなくなってしまいます。
夫婦になるということは、手続き上の関係ではありません。
もちろん、手続自体は婚姻届を提出して終了ですが、二人の生活はそこからがスタート。
独身時代の時間の使い方では、夫婦としての時間を過ごせないかも。
同棲していたカップルが夫婦になると、今までさほど変わらないと感じるかもしれませんね。
確かに、二人で同じ家に住んでいたし、相手の生活サイクルもわかっています。
それでも夫婦になると、今までよりも二人で過ごす時間や将来について話す時間が必要になります。
お互いに自由気ままに過ごしていた時間を調整する必要があるかもしれません。
趣味に没頭していた時間はありましたか?
友達と買い物にでかけていた時間はどのくらいあったでしょうか?
夫婦になると生活の優先順位が変わります。
友達よりももちろん家族優先。友達との時間も必要ですが、家族と過ごす時間のほうが大切。
それが「家族」というものなのです。
時間の使い方は夫婦で違っていて当たりまえ。これを完全に一致させることはできません。
でも、絶対に夫婦で一緒に過ごす時間は必要。
これは、お互いをもっと理解するために必要な時間であったり、二人で寄り添う時間でもあります。
時には、夫婦でスレ違いが生じることもあるでしょう。
そうした時に助けになるのが、夫婦で一緒に過ごした時間なんです。
その時間がある分、夫婦の絆は強くなります。
独身時代にはなかった「二人で過ごす時間」をきちんと取り分けるようにしましょう。
二人共仕事をしていればその時間を持つのが大変かもしれませんね。
ちょっと立ち止まって、二人で一緒に過ごせる時間を作れるかどうかを考えてみましょう。
仕事終わりの時間はどうでしょうか?たまには仕事終わりに外食もいいですよね。
夜の時間はどうですか?自宅で晩酌も憧れます。
大事なのは、その時間をどう使うかということ。
二人で一緒にいると喧嘩しかしないというのはいただけません。
なるだけ楽しい時間を一緒に過ごせるように工夫してみて。
その時だけでも、相手の嫌な点は忘れてあげましょう。