子どもにどんな本を読ませればいいか迷ったことはありませんか?
子どもには本好きになってもらいたいですよね。
自分から本をもっと読みたくなるようになる、
フィンランドメソッド読書法をご紹介します。
フィンランドの読書教育
フィンランドは教育先進国として知られています。
特に読解力が世界一だったことから、読書大国としての側面もしばしば紹介されています。
とは言え、フィンランドの子供達が特別「本が好き」というわけではないのです。
フィンランドの先生も子どもに本を読ませるのに苦労していて
あれこれ工夫をしているのです。
大人が子どもが本を読むように誘導してあげなければいけない、
そのために適切な時期に、適切な内容で、適切な難しさの本を選んであげること。
それが大事なのです。
「親子で読もう!100冊読書日記」とは
そんなフィンランドの読書教育方法を取り入れたのが「100冊読書日記」シリーズです。
日本国内及び世界各国の推薦図書が掲載されています。
本が読みたくなる理由① ーシールを貼るー
掲載されている100冊の本の表紙を同じ絵柄のシールが付属しています。
本を読み終えたら、シールを感想日記のページに貼っていきます。
子どもはシールを貼るという作業が大好きです。
シールが増えていくことで「こんなに本を読んだ!」という達成感と満足感を得ることができるのです。
本が読みたくなる理由② ー対話をするー
感想を対話をすることによって引き出します。
最初は「おもしろかった」「つまらなかった」という感想でも構わないのです。
そこから「どんなところが面白かった?」
「どういうふうに面白かった?」と感想を引き出していきます。
本が読みたくなる理由③ ー感想を書くー
感想を引き出したら、一言感想を書いてみます。
「見たこと、感じたこと、思ったことをすぐに言葉にする」力が備わっていきます。
子どもはすばらしいアイデアをたくさん持っています。
しかしそれを表現したくても十分な語彙や技術がないと表現できません。
感想を表現する力をつけ、人間関係における問題解決力も備わっていきます。