二人目からの子供ができると、お兄ちゃんやお姉ちゃんになってしまう子供たちは親を兄弟に取られてしまいそうで不安になってしまいます
もちろん、親のほうも全てが初めての事なので、どういうふうに扱っていいかがわかりませんよね
小さな子供たちはいつも比べられることを嫌がりますので、少しでも親子が、兄弟がうまくいくように、お役に立てればと思います
お兄ちゃん、お姉ちゃんと呼ばないで
兄弟が生まれると、自然とお兄ちゃんやお姉ちゃんになりますよね
ですが、本人たちはなりたくてなった訳ではありません
下の子が生まれた途端、「お兄ちゃんだから、やっちゃダメ」とか言う人も多いんです
やっていけない事は誰もがやってはいけない事だときちんと説明してあげてください
いつも名前を呼んで、一人の人間として扱ってあげてください
先に叱る、先に褒める
兄弟ゲンカも始まってきます
親から叱るときは必ず、ケンカになった子供たちをみんな集めて、年上から叱ります
「なんで自分から?」と思われるでしょうが、そうすることで、年上の自覚がつくと思います
一番大事なのは全員を全員の前で叱る事!
一人ずつ別に叱ると、見えない事で自分だけが叱られて、他は叱られていないと思っていしまうからです
褒めるときも同じです
特別扱いをしない事を見せるのが大切です
物は同じだけ与える
買物に行っておやつなどを買うときは、子供全員分を買うこと!
子供って大きくなってくると、そういうことだけをすごく覚えているのです
「あの時自分は買ってもらってない」なんて、ずっと心の中に嫌な気持ちを持たれたくないですよね
どうしても、お下がりなどの問題も出てきますが、そこはきちんと説明して納得させることが必要
なので、普段は同じだけ与えてあげてくださいね
話はきちんと聞きましょう
子供たちは、誰かが話を始めると、自分も自分もと割って話そうとします
くだらない内容だったとしても、きちんと聞いてあげましょう!
割って話しだしたら、「先に○○ちゃんが話してるから、次に聞くね」と、順番を教えましょう
そして、忘れずに話を聞いてあげてください
そうすることで、親は自分のことをわかろうとしてくれていると信頼してくれます
信頼がないと、反抗期の時なんかに全く話をしなくなってしまいますよ
上下関係は必要です
兄弟にとって比べられることは一番嫌なことなので、全てを平等にしなければなりません
ですが、一旦外に出てしまうと、上下関係で分けられてしまいます
なので、ふだんから親に対しての言動は兄弟と区別したり、物事をお願いするのも年上の子から順番にしてみたり、自然と年上のほうができることも多いんだ、知っていることも多いんだとわからせるように工夫をしてみてください