発達障害というと、一見何の問題もなく健常者に見えることも多く
どうしてこんなことが出来ないの?
もっと頑張れるはずだ!
まわりの人たちの無理解に苦しんだりストレスを感じている方も多いのではないでしょうか?
発達障害を持つ親のストレス
心身が健康な普通の子どもでも、たとえ障害があっても
親は、変わりない愛情を注ぎ我が子を育てていかなくてはなりません。
しかし、そうは言っても親も人間ですし、親自体も成長途上にありますから
ストレスを感じたり、現実から逃避したいと思うほど辛いこともありますよね。
我が子に障害があれば、さらにストレスも大きくなってしまいます。
健常児の子どもの成長過程での悩みすら羨ましく思うこともあると思います。
思うように育ってくれない我が子を感情的に怒ったり、時に手が出たり、
エスカレートして虐待に至ってしまうケースも後を経ちません。。。
まず、大切なのは温かい家庭
まず自分の子どもが発達障害であると分かった時点で
何も考えず、全てを受け入れるよう努力をしましょう。
少し時間が掛かるかもしれませんが、愛情があれば必ず受け入れることが出来るはずです。
そして、決してよその子どもと成長を比べたりしないこと。
「大切なのは温かい家庭」
そこに笑顔がありますか?
笑顔になれるための方法を探してみましょう。
それは、発達障害を持った子どもさん、親御さん、
それぞれの家庭で違うと思います。
「幸せの形はみんな違うんだから」と開き直るのもひとつの方法です。
ネットでのサポート
出来るだけ心地よく暮らすために
場合に寄っては、今までの価値観を変える必要もあります。
うちの場合は、上の子が突然重症チック(トゥレット症候群)になったため
周りに迷惑をかけないために、一年半ほどほとんど家から出られない状態が続きました。
そのために、家で出来ることをするしかなかったのです。
ネットには、親子共々助けられました。
同じ障害を持つ人たちのサイトや趣味のサイト、ブログなど。。。
外で交流が出来ない分、ネットを通して沢山の方に出会い助けられました。
探せば、自分に合ったサイトが必ずあります。
根気よく探してみましょう。
実際、主治医の先生は、ネットを通して紹介していただき出会うことができましたしね。
公的なサポート
もちろん、公的なサポートもありますので利用しましょう。
役所に行って相談すればいろいろな施設や団体を紹介してももらえます。
支援センターや親の会なども各自治体にあると思います。
医療費などの公的補助は、発達障害の重度に寄りますので、
役所の専門の窓口で相談してみてください。
とにかく、自分で動かなければ、何も始まりませんので
どんどん積極的に動いてみることをお勧めします。
SOS
ママにしてみたら、お腹を痛めて産んだ可愛い我が子。
パパにしてみても、血を分けた愛おしい我が子。
出来ることなら、夫婦で心ひとつに発達障害のお子さんを大切に育てていただきたいです。
とは言っても、うちもそうでしたが、夫婦で協力し合えない場合もあると思います。
知人友人にも結構そういうご家庭が多いのも実情です。
実際、両親のどちらかが育児放棄してしまったり、病んでしまうことも多いようです。
そういう場合は、子どもの命には変えられませんので
上記にあげたサポートに大いに頼ってみましょう。
おじいちゃんやおばあちゃん、近所の人、友だちなどにも
SOSを発信して、可能な限りヘルプを求めましょう。
発達障害の子をひとりで育てるのは、まず不可能です(断言します)
うちも今現在も沢山の方に支えられ、助けられて暮らしています。
障害はありますが、何とかゆっくりと成長中です。