赤ちゃんがなかなか出来ない。
病院へ行きタイミング法も試したけれど妊娠しない。
そんなときに次にすすめられるのが人工授精です。
人工受精と聞くととても大変なことに思ってしまいますよね。
実際のところはどうなんでしょう?
何をするの?
人工授精を行うにはまず排卵日の特定が必要です。
超音波検査でもうすぐ排卵するかどうかを見て排卵直前に行えるようにします。
人工授精の当日にまず精子を採取します。
採取は家でして持って来たり病院でも大丈夫なところなど色々です。
そして精子を洗浄と濃縮をします。
この作業に一時間程度かかります。
洗浄、濃縮が終わると注射器のようなカテーテルで子宮内に入れます。
金額は?
病院により金額は全然違います。
大体は1万円から2万円くらいのところが多いようです。
自己負担ですが、自治体によっては補助があるので調べてみましょう。
また人工授精の金額は上に書いた金額ですが実際には排卵誘発剤の使用や排卵後に黄体ホルモンの薬を飲むなどでそれ以外にもかかることが多いです。
排卵日を特定するために何度か病院へ行くこともあります。
もちろん薬を使わずに自然周期で人工授精を行うこともありますよ。
痛い?
人工授精じたいは痛くはありません。
しかし前日や当日に注射をすることもあります。
それはHCGといって排卵を起こす注射です。
HCGを打つと24時間から36時間後に排卵が起こります。
筋肉注射をお尻にすることが多いみたいですよ。
それは少し痛いです。
ちなみに排卵誘発剤は飲み薬と注射がありますよ。
飲み薬はでクロミッドなど注射ではHMGというのをよく聞きます。
人工授精が向いていない場合。
○重度の男性不妊の場合
重度の男性不妊の場合は人工授精よりも体外受精か顕微授精の方がいいです。
人工授精の場合は受精は自然になので、重度の男性不妊の場合は人工授精ではなかなか妊娠はいたらないこともあるみたいです。
人工的?
どうですか?することを見てみると人工授精というわりには全然人工的ではないですよね。
人工授精がうまくいかなかった場合は一般的には体外授精、顕微授精とステップアップします。
しかし妊娠するかどうかは分かりません。
受精卵は出来ても着症するのが難しいのです。
それくらい妊娠ってすごいことなんです。
無理やり赤ちゃんを作ろうと思っても結局は最後には体にまかせるしかないんですよね。
不妊治療というと病院へ行くのも気が引ける方もいるとは思いますが気楽にぜひ相談をしに行ってみてください。