新入学・入園の季節ですね!
そんな新生活のスタート、朝お子さんがなかなか起きなくて困る!なんてことありませんか?
もしかしたらお子さんの睡眠時間が足りていないからかも…
そもそも子供ってどれくらい寝たらいいの?そんなことについてまとめてみました。
今と昔の違い
昔は朝昼は明るく、夜は暗くという、体内時計がしっかりと整う生活が自然とできていました。
しかし、現在の環境は、照明器具の発達により、夜も明るく快適に過ごせるようになりました。親の夜型生活も定着しているので、子供がそれに引きずられ夜更かしをするということも少なくありません。
小さなお子さんが深夜まで毎日起きているというご家庭も少なくないのではないでしょうか?
どれくらいの睡眠が必要なの?
では、実際にどれくらいの睡眠が必要なのでしょうか?
最適な睡眠時間には個人差がありますが、年齢別の目安は
※幼児期(1~3歳)・・・12~14時間(お昼寝含)
※4~6歳・・・10~13時間
※6~12歳・・・10~11時間
※13~18歳・・・8~9時間
特に日本の子供たちは世界的に見ても夜更かしをしていることで有名だそうです。
睡眠時間が少ないことによる影響
小児の睡眠不足や睡眠障害が持続すると、肥満や生活習慣病、うつ病などの発症率をたかっめる危険性があるほか、睡眠をうまくコントロールできないことで、感情をうまくコントロールできず、イライラ、多動、衝動的行為などとして見られることもあります。
また、子供にとっての睡眠時間は、日中に新しく習得した知識や能力を脳が整理し保存していく時間でもあります。その時間が不十分であったり不規則であったりすると、学習能力に悪影響を及ぼすと言及する専門家もいます。
眠りを妨げるもの
早く寝てほしいのに、なかなか寝てくれない。寝つきが悪くて困る。なんていう経験はどなたにもあるのではないでしょうか。
※寝る前にテレビやスマートフォンやゲームなどをしていた
※夕食や入浴の直後
※甘いものの食べ過ぎ
※お昼寝のさせすぎ
などなど。
やはり、神経が興奮状態にあるとなかなか寝付けない。これは大人でも一緒ですよね。「早く寝なさい!」と叫ぶ前に、寝るための環境づくりは必要かもしれません。
子供の睡眠リズムを整える方法
☆朝日を浴びて体内時計をリセットする
朝日を浴びることで毎日24時間周期にリセットできる。
早起きすることで、自然と早寝になるようになったりもします。
☆お昼寝をしているお子さんは時間帯に注意する
年齢とともにお昼寝をしなくなるお子さんも多いですが、新入学の時期などは活動量が突然増加することもあって、昼寝をしていなかったお子さんが帰ってきたらまた昼寝をしだすということも少なくないと思います。
ただし、昼寝はなるべく夜寝に影響しない15時くらいまでにできるといいでしょう。また、年齢によってはさせたいだけさせるのではなく、時間をみながら起こしてあげたりすると夜寝への影響も少なくてすみます。
☆昼間はたくさん活動しよう
日中にたくさん活動すれば、自然と夜は眠くなります。なるべく外にでてたくさん活動をさせてあげましょう。
いかがでしたか?
子供の夜型生活。実は両親が子供の睡眠時間を削っていた!ということもあるかもしれませんね。
自分の時間がないのが悩み!と思っているお母さん。
子供が早く寝てくれれば、もっと自分の時間や夫婦の時間が増えるかもしれませんよ。