結婚式で必要になるペーパーアイテムは、一般的に『招待状』『席次表』『席札』『メニュー表』です。
日頃お世話になっている方々や、感謝の思いを伝えたいゲストの皆様をお招きしているわけですから、ペーパーアイテムも心をこめて選び、準備したいものですよね。
自分たちで手作りするのか、業者に頼むのか、会場で手配してもらうのか・・・
ペーパーアイテムを選ぶときに注目したい点をご紹介します。
招待状のデザイン選び
結婚式のお知らせをはじめて手にするゲストの皆様が、ワクワクしてくれるような招待状を送ることができたら、おもてなしの第一段階は大成功です。
結婚式で二人がイメージする雰囲気や、テーマカラーなどを招待状選びのときから取り入れてみましょう!
ポップで可愛らしい招待状が届いたら、「きっと可愛らしい結婚式なんだろうな~」と想像できますし、
シックで落ち着いた招待状が届いたら、「落ち着いた上品な結婚式になるんだろうな~」などと、招待状からもゲストの皆様は想像を掻き立てることができるわけです。
和装の結婚式ならば、やはり招待状も『和』で統一したほうがいいですしね!
二人らしい結婚式を演出できるように、招待状のデザインもこだわって選んでみましょう!
業者に頼む?手作りにする?
イメージが決まったら、次は、専門業者に依頼するか、自分たちで手作りするかを決めます。
専門業者にお願いしてしまえば、もちろん仕上がりも完璧ですし、期日内に仕上がってくる安心感があります。
自分たちで作るとなると、時間に追われ、仕上がりを予定していた日を過ぎてしまうこともあり、発送予定日に間に合わないなんてこともでてきます。
ただ手作りのほうが、多少の節約にはなりますし、自分たちのこだわりを取り入れやすくなります。
招待状は、結婚式準備の一番最初の作業になるので、ここでもし大変な思いをしてしまうと、その後の準備にも影響が出てきてしまう可能性があるので、どちらにするかは二人でよく話し合ってくださいね。
席次表とメニュー表
招待状の返信葉書きが届いて、出欠の確定がついたら、次は席次表作成です。
この時点でだいたい結婚式の1ヵ月半前~1ヶ月くらいです。
すでにお二人のイメージもだいぶ固まっている頃だと思いますので、席次表も会場の雰囲気や二人のイメージにぴったりのものを選ぶといいですね。
手作りする場合は、できるだけ早く準備を進めましょう!
ゲストの肩書きや、名前の誤字脱字などを念入りにチェックする必要があります。
席次表の中に、二人からの挨拶文やプロフィール、思い出の写真、新居のご案内など、二人らしさを演出できるアイテムのひとつです。
また最近は、席次表とメニュー表が一体化しているデザインも多くなっています。
フリードリンクの場合は、ドリンクの内容を記載しておくと、ゲストの皆様もスムーズに注文できますよ!
席札
席札もこだわりを演出するアイテムのひとつです。
招待状や席次表と同じデザインで統一してもいいですし、テーブルコーディネートの飾りの一部として席札で演出するのも素敵です。
また最近多いのが、お菓子、お酒、箸などに名前をいれて、ゲストの方々がそのままお持ち帰りできる『席札ギフト』です。
後々も使える席札ギフトは喜ばれることでしょう!
そして、席札に二人からのメッセージを手書きで添えてあげると、より感謝の思いを伝えることができると思います。
一手間加えることが、素敵なおもてなしのひとつになりますよ!
手作りにする場合の注意点
結婚式が近づけば近づくほど、色々と忙しくなってきます。
そんなときに細かい作業がたくさん残っていると、精神的にも焦りでいっぱいになってしまうので、とにかく早め早めに準備をはじめることが大切です。
【確認したい注意点】
●招待状の宛名は毛筆で!プロの毛筆業者に頼むのが一番安心でしょう。
●結婚式の招待状の封筒や返信はがきに貼る切手は『寿切手』を使います。招待状の重さによって切手代も変わるので、前もって郵便局で1セットの重さを計ってもらい確認しておくといいでしょう。
●招待状の投函は、仏滅以外の消印日になるように日を選ぶとよいでしょう。大安がお勧めです。
結婚式は、大切なゲストの皆様をおもてなしする場でもあります。
そんな皆様に喜んでいただける、素敵な結婚式になるように、二人で協力し合って準備を進めてくださいね!