子供がいない夫婦といっても、その事情や背景はさまざまです。
「ほしいけどできない」夫婦にとっては、辛い思いをすることもたくさんあるようです。
でも子供がいたって、成長して自立してしまったら、また夫婦2人の生活に戻るんですよね・・・。
ここでは、積極的に夫婦2人きりの時間を楽しんでいるご夫婦の話を、取り上げてみましょう。
いつまでも恋人気分
結婚前の恋人同士だった頃のように、おいしいものを食べに行ったり、旅行したり。
もともとの共通の趣味に加えて、夫の趣味に便乗してゴルフを始めてみたり。
共働きだと金銭的にも余裕があるし、余計な人間関係のしがらみを増やさず、時間も気にせず、ストレスなく楽しめるところが、一番のメリットと考えている方々が多いようです。
ペットから学ぶことは多い
ペットを飼っているご夫婦は多いです。
ただ一緒に生活してるだけで、いろんなネタを提供してくれるペット。話題には事欠きません。
ペットでも猫や犬などの哺乳動物の場合、赤ちゃんの時から大人になるまでの成長過程を共に過ごし見守ることは、人間の子育てにちょっぴり通じるところがあるのではないでしょうか。
だから、子供が生まれる前にペットを一度飼ってみる、というのも、夫婦にとってはいい勉強になるかもしれません。
夫婦間の連帯感が強まり、「生き物を育てることの責任感」も、強く感じることができます。
年間パスポート持ってます
筆者の周りにも、子供のいないご夫婦は意外に多いです。
そんな中で「いいなぁ」と思ったご夫婦の楽しみ方を、少しご紹介させてください。
あるご夫婦の共通の趣味は、ディズニー・ランド。
え!?ディズニー・ランドなんていつも混雑してるのによく行く気になれるね、と言ったら、
ディズニー・シーの方だよ。ゆったりできる場所がたくさんあって、大人向きな感じなの。毎週のように行って、いつも2人でぼーっと過ごしてる。
・・・そうです。
い、行ったことないから、うらやましいぞ。
目指すは居酒屋
全国各地の珍しい焼酎を、通販やらなにやらで買い集め、飲み歩きで覚えたおいしい肴を自宅で再現。休日は昼間から2人で飲んだくれてます、幸せです。
・・・というご夫婦のお宅にお邪魔した時、その焼酎コレクションの多さ(100本はあったかな)と、ご主人が作ってくれる肴のおいしさに驚愕しました。
ここまで徹底できたら、酔っ払いも立派な趣味です。
いつか居酒屋をオープンしてくれる日を心待ちにしています。
田舎で暮らそう
熟年夫婦のセカンドライフの話ではありません。
職場でのストレスに耐えられなくなったご主人と田舎に引越した30代のご夫婦。
引っ越す前は離婚まで考えるほどギクシャクとしていた夫婦仲も、今までのことがウソのように円満になり、毎日、家庭菜園で作った野菜を食べながら幸せな日々を送っているそうです。
最近、都会近県の自治体では、
住宅や土地を無料あるいは安価で提供、
都会まで通勤する場合は新幹線通勤費をほとんど自治体が負担、など、
さまざまなオプションを用意して「田舎に住んでもらおう」キャンペーンを展開しているところが増えています。
いつか行き詰った時のために、頭の片隅に入れておくのもいいかもしれません。