子供の体を育てる栄養素や食材については結構思いついたりもすると思います。
しかし子供の脳を育てるにはどのような栄養素が必要でどのような食材に入っているかは知っていますか?
子供の脳の発達は3歳までに80パーセント、6歳までに90パーセント、12歳までにはほぼ100パーセント完了するとも言われているらしいですよ。
そんな大事な子供の時期にどんな栄養素をどんな食材からとればいいのかまとめてみました。
DHA
脳に良いというとまず思いつくのはDHAですね。
脳の約60パーセントは脂肪でできています。
そのうちの20パーセントがDHAで脳細胞の材料になっています。
DHAはほとんど体内で作り出すことができないので積極的にとりたいですね。
DHAは青魚に多くふくまれていますよ。
ぶり、サバ、まぐろ、いわし、鯛、さけなどにふくまれています。
歯が生えそろっていない頃は細かく食べやすくして与えましょう。
糖質
糖質は脳のエネルギー源になります。
糖質と言えば甘いお菓子やジュースなどを思い浮かべますよね。
しかし、そのような消化吸収の早い糖質は食後に血糖値が乱れて脳に一定のエネルギーを与えることができません。
芋や米や果物から糖質をとるほうが脳にはいいですよ。
ビタミンB1
糖質を代謝し脳のエネルギーに変える栄養素です。
糖質も大事ですが糖質だけをとるのではなくビタミンB1も一緒にとりましょう。
豚肉、うなぎ、ハム、グリンピースなどに多くふくまれています。
ビタミンB6
脳の神経伝達に必要な栄養素です。
脳の神経伝達物質の合成に必要です。
さまざまな神経伝達物質を作るのに関わっています。
またインスリンの合成にも関わっているので血糖値の急上昇を抑えて安定させる効果もありますよ。
ビタミンB1はビタミンB6が不足すると集中力が欠如したり精神不安定の原因にもなると言われています。
きちんととりたいですね。
ビタミンB6はレバー、まぐろ、かつお、さけ、鶏ささみなどに多くふくまれています。
食物繊維
食物繊維をふくむ食材は血糖値の急上昇を防ぎ脳にいいです。
また食物繊維が多い食材をよく噛んで食べることで脳の活性化につながります。
よく噛むことで脳の海馬を刺激し集中力や記憶力を高めるとも言われていますよ。
食物繊維は野菜や根菜類、海藻類などに多くふくまれています。
しかし小さいうちは消化しづらいのでかたさに注意しながらあたえましょう。