母乳の出をよくする方法・量を増やす方法とは?

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母乳の出が悪くて悩んでいるお母さん方は沢山いらっしゃると思います。ほとんどの方は、母乳に対する間違った思い込みで、ミルクを足されている方が多いようです。しかし、おっぱいのしくみをよく知ることで少しずつ母乳の量は増えていきます。今回は母乳の出を良くする方法・増やす方法についてまとめました。



水分をとる

母乳の99%は水でできているので、一番大切なのは水分をとることです。
食事の時以外でも一日3リットル、夏場は5リットルくらいを目安にたくさん飲みましょう。

飲み物は、コーヒーなどカフェインの強い物はなるべく避けましょう。ルイボスティーやハーブティーなどは母乳の出をよくするのでオススメです。

睡眠

睡眠不足や過労になると母乳は出にくくなってしまいます。
母乳は寝ている間に作られるので、出来るだけ早めに就寝し、少しでも長く睡眠時間を取るようにしてください。 
新生児期などは寝不足になりがちですが、赤ちゃんが眠った間にお母さんもできるだけ眠ってください。横になるだけでも違います。

マッサージをする

胸をマッサージする事によって、乳腺・乳管の詰まりもとれるので、母乳の出を良くしたり、赤ちゃんが吸いやすい乳首になるなどの効果があります。

マッサージの方法
1.右手の手のひらと指で、指を広げて胸を持つ。
2.左手の手の母指を胸の上部に当て、右側に向かって押す。(4~5回ほど)
3.右手の手のひらの小指側を、おっぱいの下に当てて、左手はその下に添えるように置いて胸を真上にすくい上げる。(4~5回ほど)

マッサージしていると、胸の周辺が温かくなって、血液の循環が良くなっているのが分かると思います。お風呂の中ですればさらに効果UPです。
一日で効果が出る訳ではありませんので、毎日少しずつマッサージするようにしましょう。

和菓子を食べる

母乳の出が悪くなった時にみたらし団子、わらび餅、などの和菓子を食べると、母乳の分泌が復活します。
甘いものを食べる事は育児中のストレス発散にもなるのでいいですよね。
しかし食べすぎには注意してください。乳脂肪が多い洋菓子(ケーキ、アイスクリーム、クッキーなど)は控えた方がいいです。

ご飯(白米)を食べる

日本人はパンよりもご飯(白米)を食べる方が母乳の出がよくなるようです。白米には、余分な脂質などが含まれていないので、良質な炭水化物が取れるからです。

パンは、作られる間にバターや卵など色々なものが混ぜられているので、脂質やたんぱく質を摂取している可能性があり、乳腺炎の原因にもなります。
(パンを食べるときは味の薄い食パンなどを食べるようにしましょう。)

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