近年増加中の帝王切開。知っておきたいこと5選

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近年、「帝王切開での出産」をよく耳にするようになったと思いませんか?帝王切開も立派な出産ですし、命がけに変わりはありません。では、どういう時に帝王切開になってしまうのか、普通分娩との違い、準備するものについてまとめてみました。



帝王切開をするケース

まず、予定帝王切開になる場合は「骨盤位(逆子)」の時や、「横位」の時のような
胎位異常と言われるケースです。
他にも巨大児(4000g以上)で経膣分娩が難しいと診断された時、
子宮内胎児発育遅延と言って、赤ちゃんが小さすぎると診断された時があります。
また前置胎盤で子宮口を塞いでいる時、狭骨盤、感染症などの方も帝王切開になりえます。
この場合は38週ぐらいが手術日になります。
そして緊急帝王切開はどういう時に行われるのでしょうか。
妊娠中、分娩中問わず、赤ちゃんもしくは母体が危険な状態になった場合。
陣痛がきているのに、回旋異常や骨盤より頭が大きい場合、
分娩がスムーズに進まない場合などがあります。

http://allabout.co.jp/gm/gc/371411/

事前に準備しておくもの

寝ころびながら飲めるようにペットボトルにつけられるストローは、傷口が痛み起き上がるのが大変な時は役立ちます。また前開きのパジャマは膝丈ぐらいまでで1枚で着られる物がオススメです。お手洗いの時はショーツを下すだけですし、ズボンのゴムが傷口になど気にしなくて済みます。産褥ショーツは予定帝王切開でしたら帝王切開用のものが良いかと思います。傷が痛くてナプキンを変えるのも大変です。

帝王切開の切り方

縦か横かの2通りしかありません。
縦切りの場合はおへその下から恥骨に向かって切りますが、子宮壁は横に切ります。
手術時間が短く、赤ちゃんを早く安全に取り出せることから緊急の場合はコチラになります。
横切りの場合、時間はかかりますがトラブルが少ないことから予定帝王切開では選択できます。

http://tamahiyo.jp/theme_column/t_clm01/article06/detail.html

術後

全身麻酔の方もいれば局所麻酔の方もいるかと思います。
麻酔が切れ始めると、傷口の痛みが出てきます。
ちなみに後陣痛は別なので出産後、術中から感じる方もいるでしょう。
もちろん悪露も出ますので、オムツで対処されるかと思います。
翌日からは歩行の練習が始まり、尿管さえ外れれば自分でトイレに行くことが出来るので
オムツは外れます。
おそらく予定で帝王切開される方は前日の夜から絶食をすることになるので
術後はガスが出れば食事が出来るようになります。
お風呂も貧血等なければ傷口に防水テープを貼って入ることが出来ます。
と、回復のは個人差がありますし、病院によっても対処の仕方は違いますのでご了承して頂ければと思います。

次への妊娠への影響

1度帝王切開をしてしまうと、次も帝王切開になる可能性は非常に大きいです。
なぜなら、子宮破裂を起こしてしまうことがある為です。
そして1回目から2回目まで、1年は期間を空けるようにと指導されることもあります。
これは産院によってもバラバラなので次を望まれる方は確認した方が良いかと思います。
また、手術を行うと癒着していたりと1人目の時に比べて難航するケースもあります。
常にリスクが伴うこと、容易ではないこと、覚えておきたいですね。

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