どれだけだ仲良しの二人でも、恋人同士だった頃と違って、毎日一緒に生活するわけですから、衝突したって当たり前。素直に「ごめんね」と謝れば済むのですが、何故かお互いにそれが出来なくて気まずくなってしまうことも。
どうしてそうなってしまうのか。
またこんな時、どんなことに気をつけなくてはならないのでしょうか?
感じたこと、思ったことは言った方が良い。でも?
生まれも育ちも全く違う二人が夫婦になったのだから、生活していくうちに、「これはありえない」「ちょっと我慢出来ない」ということもあるでしょう。
例えばほんの些細なことですが、就寝時に部屋の灯りが付いてないと寝れない、または真っ暗じゃないとダメ。
他には、入浴後のバスタオルは使用後乾かし、数日使う。
または毎回替えないと気持ち悪いなど、色々な常識差があると思います。
基本、家事をする立場の方が、やりやすいようにすれば良いのでしょうが、習慣はなかなか変えられるものではありません。
こうして欲しい、こう直して欲しいと言っただけなのに、何故か険悪ムードになってしまうことも。
男性はプライド高い
こちらには全くそんな気が無くても、話し合っていくうちに、どんどん好戦的な態度になるので、びっくりする時があります。
これは男性が、幼い時から「男は負けるな!」と育てられてるせいかもしれません。
そんな時、同じような強い態度で接すると余計に加熱するだけで最悪の事態になりかねません。
先に妻が落ち着き、冷静に夫の意見にも共感を見せることが、仲直りのきっかけとなり、長い目で安定した夫婦関係が築けるようです。、
プライドが高いから、謝るのが苦手
「男性たるものは、その妻にとって、力に満ち、偉大であり常に威厳のある存在でなければならない。」 バルザック(フランス)
このような名言もあるくらい、男性は自分が悪くても謝るのは苦手。そして、感謝の気持ちを伝えるのも、あまり得意ではないようです・。
喧嘩をして、どれだけ頭に来ていても、好き合って一緒になったのですから、心の底では仲直りを望んでいるはず。
妻からの「ごめんなさい、言い過ぎたわ」の一言で夫の戦意は消失するのです。
「俺も悪かった、ごめん」と言える状況を作ってあげましょう。
こちらから謝るのは腹が立ちますが、一歩大人になって下さい。「負けるが勝ち」と言う言葉もありますから。
プライドが高いくせに、実は単純
妻に謝られ、仲直りして、美味しい手料理でも食べたら、もうご機嫌♪ これは個人の性格によりますが、いつまでも後を引かないのが男性の特徴だと思います。
プライド高いくせに実はとても単純なんです。
口論では、勝ったという優越感を夫に与え、実はちゃっかりと妻の思い通りに、ことが進んでいる。
これが、賢い妻の喧嘩の納め方なのではないでしょうか?
負けるが勝ち。でも自分勝手に土俵を降りないで
ここで気を付けなくてはならないのが、「もう、いいわ!どうせ言っても分からないし」と、自分勝手に土俵を降りてしまうことです。
これでは「負けるが勝ち」の意味にはなりません。
言いたいことも言えず、そのまま夫に対する不信感がつのり、我慢に我慢を重ねて・・・
熟年期に妻が離婚を考えるのはそのせいだとも言われています。
お互いを理解するために、時には喧嘩することも大切です。
喧嘩することで、夫婦として共に成長して行くものだと思います。
縁あって結ばれた二人ですから、お互いに信頼と感謝の心を忘れなければ、なかなか喧嘩には発展しませんし、もしそうなっても、良い仲直りが出来ると思います。
そう言えば昔から、「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますね。いつまでも仲の良いご夫婦でありますように!