「かみさんと話してても、何を言っているかわからないことがあって困る」
「カノジョの悩み相談に乗っていて、なぜかわからないけど、噛み合わないことがよくある」
今回はオトコにとって超難解なオンナ語を、徹底的に解読してみます。
「なんでもないよ」はウソ
カノジョがなんとなくキゲン悪そうにしている時、「どうしたの?」と訊いて「なんでもないよ」と言われてもストレートに受け止めてはいけません。
このオンナ語を解読すると、『話したいことはあるけど、話したくない』がおそらく有力な線だと思われます。
なので、あなたが声をかけてもフキゲンな様子に変化がなければ、「なんでもないよ」という返事を正面から受け取ってカノジョを放置してはいけません。
キゲンが悪いオンナを放っておくと、キゲンはますます悪くなる一途をたどるので、早い段階で手を打った方が得策です。
重ねてマイルドに質問する
「なんでもないよ」の解読された実際の意味は『話したいことはあるけど、話したくない』なのですから、この段階でのあなたのミッションは、”話したくない理由”をマイルドに聞き出すことです。
あまり焦らずに、あくまでも穏やかに愛情を示しながら、「キミの助けになりたいから、できることがあれば教えてほしい」などと重ねて問いかけてみましょう。
「たいしたことじゃないよ」と言われたら
マイルドに質問してみて「そんなにたいしたことじゃないんだけどね…」と言われたら、『話したいことがいっぱいあるから、あなたを信頼して話してみようかな』という意味です。
ここで間違っても「そっか。たいしたことじゃないんだね」とは言わないでください。正しいオンナ語の解釈は上記の通りなので、カノジョは見るからにムッとして心を固く閉ざしてしまいます。
心の準備をして更に深く訊く
カノジョがやってられないわというムードで大きなため息をついたりしたら、それは『言ってどうにかなるのかなぁ。まぁしょうがないから言ってみるか』という意味です。
非常に不運なことに、カノジョがフキゲンな理由があなたにあるケースもあります。
その場合はここからさらにカノジョが話し始めると、あなたにとっては耳が痛い内容になる可能性があります。
しっかりと心の準備をしてから「僕のせいなら、またキミを怒らせないために改めたいんだ。お願いだから聞かせてほしい」と優しくカノジョの心を開いてください。
傷つけた事実に対して謝罪する
カノジョが心を開けば、キゲンが悪い理由を教えてくれるでしょう。家事を手伝ってくれなくて大変だったとか、最近は仕事が忙しすぎて育児をまったくしてくれないとか…。
そこであなたは本能的に、正当化したくなると思います。色々とあなたにも事情があったわけですし、言い返したくなるでしょう。ですが、ここはぐっと抑えてください。
どちらが正しいか、ではなくて、率直に”カノジョを傷つけた事実”に対してあやまりましょう。あなたが仮に正しかったとしても、カノジョを傷つけた事実は変わりません。
このように懐の深い寛容な態度で話を聴いてもらえたら、カノジョはあなたに心から感謝してくれます。そして、機嫌を直したカノジョを見て自然とあなたも気分が良くなっているはずです。