「あ~だこ~だと、まったくオンナはゴチャゴチャとうるさい!」
オトコのみなさまには納得いかないかもしれませんが、オンナはしゃべらないと落ち着けません。
そのおしゃべりの中の、見逃すと大噴火につながるシグナルについて書いてみます。
「あれもこれもしないと!」と焦っている時
「あぁ忙しい!洗濯もしないといけないし、食事の支度もしないと!今日は銀行にも行けなかったし、いったいいつ行けばいいのかしら!」
このようにやるべきことが多すぎてパニック気味になっているパートナーは、あなたに助けを求めています。
「とにかく早くやらないと!」とパートナーが焦った様子を見せていたら、頼まれなくても「今、なにかできることある?」と協力する準備があると伝えてあげてください。それだけでかなり状況は変わります。
嵐の中にあえて飛び込む
助けを求められてもいないのに「大丈夫?」と訊くなんて、オトコ同士では親切ではなく逆に失礼に当たるので普通はやりませんよね?
しかも、パートナーは感情のコントロールを失って嵐のような状態…あえてそこに飛び込むなんて…オトコにすれば自殺行為のように思えると思います。
でもね、飛び込んでみればたいしたことないんです。嵐を避けようとして我関せずの態度を取っていると、それこそ大噴火を招きます。
感情を聴く
「どうしよう…時間がない!」と荒れているパートナーに対しては、起こっている問題よりは苦しんでいたり困っていたりする感情にフォーカスして聴くようにしてください。
問題にフォーカスして解決しようとエネルギーを燃やすのではなく、パートナーの苦しい気持ちをただひたすら汲むことに100%集中するほうがうまくいきます。
「大変だったね。気づかなくてごめんね。」と気持ちを汲んでいるうちに…いつの間にか嵐は去ってパートナーの機嫌は回復しますよ。
オンナはオトコの3倍しゃべりたい
オンナは、オトコが仕事中に話す量の3倍しゃべってはじめて満たされると言われています。
つまり、あなたが家に帰ってきた時点だと、まだまだパートナーは話し足りない状態。誰かが聴いてあげないと、日々ストレスをためていくのです。
仕事で疲れて家に帰ったらとにかくぼ~っとしたいと思いますが、何年か経ってからいきなり離婚届をつきつけられるか、毎日10分でもパートナーの感情に寄り添う時間を持つように心がけるかを天秤にかけてみてください。
大噴火の予防策
オンナはパートナーに必要な時に感情を汲んでもらえないと、心の余裕が保てません。
「掃除もできてない!ゴミも捨てにいかないと!」と焦っているパートナーを放置して、「疲れてるから」とか「もう寝るよ」とか言ってとりあえず嵐から逃げていませんか?
騙されたと思って、毎日10分だけ試してみてください。感情に寄り添うのは練習しないとはじめは難しいかもしれませんが、慣れればカンタンです。
とっても悲しかった日。大好きなあなたに「それは悲しかったね」と共感してもらえるだけで、オンナは救われます。