小学校では英語の必修化が導入され、ますます英語の必要性が高まっています。親としては、子供が英語に触れる機会を増やし、英語に親しみを持ってもらいたく思いますよね。日本で名作を言われる絵本があるように、海外でも皆に愛される絵本があります。世代を超えて読み継がれる、英語圏の絵本の名作をまとめました。
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
Bill Martin Jr.(ビル・マーチン)作 1967年出版
「はらぺこあおむし」で日本でもおなじみの、エリック・カールが絵を描いています。
「クマさん、クマさん、なに見てるの?」
「ぼくを見る赤いトリを見ているの。」
色々な色の動物たちが、リズミカルに登場します。
鮮やかに描かれた色彩もこの絵本のみどころ。
子供たちは、テンポよく進むストーリーに、いつの間にか色や動物の英語を覚えて、口ずさんでしまうほど。
日本語訳は、「くまさん、くまさんなにみてるの?」として、出版されています。
CD付の絵本もありますので、お子さまに、ネイティブの英語を聞かせたい方にもおすすめです。
The Going-To-Bed Book
Sandra Boynton(サンドラ・ボイントン)作 1982年出版
サンドラ・ボイントンは、ユーモラスな動物たちの絵を描くことで有名な絵本作家です。
動物たちが、お風呂に入って、パジャマに着替えて、歯を磨いて、体操して…
眠りにつく前の動物たちの様子が、親しみやすく、シンプルな英語で表現されています。
寝る前の読み聞かせに最適な一冊です。
The Very Hungry Caterpillar
Eric Carle(エリック・カール)作 1969年出版
日本でも有名な絵本「はらぺこあおむし」の原書です。
お腹をすかせたあおむしが、月曜日、火曜日、水曜日…と、毎日、色々な食べ物を食べて大きくなり、やがて蝶になるという、仕掛け絵本です。
日本でもベストセラーのこの絵本は、世界中の子供たちに愛されています。
CD付の絵本もありますので、お子さまに、ネイティブの英語を聞かせたい方にもおすすめです。
Goodnight Moon
日本語版は「おやすみなさいおつきさま」として、出版されています。
この絵本は、読んだことのないアメリカ人はいないのでは?というほどの名作です。
日本では、雅子様が幼少期にお気に入りの絵本として読まれたことで、有名になりました。
子ウサギが、部屋中の色々なものに「おやすみなさい」を告げて、眠りにつくというストーリー。読んでいて、ほっこりした、温かい気持ちになる絵本です。
また、絵のコントラストも、この絵本の見どころ。絵本の最初と最後では、部屋の灯りの色合いが異なります。
CD付の絵本もありますので、子供に英語を聞かせたい方にもおすすめします。
Pat the Bunny
Dorothy Kunhard(ドロシー・クンハード)作 1940年出版
しかけ絵本として、世代を超えて愛されている、ロングセラーの絵本。
ファーストブックとして、おすすめです!
うさぎさんには、ふわふわの毛がつき、花には、本当に香りがついていたり、また鏡もあります。
五感を活用して、楽しめる絵本と言えるでしょう。
邦題「ぱたぱたバニー」としても出版されています。
今回ご紹介した本は、どれも日本で購入できる本ばかりです。
また、CD付の絵本もありますので、英語に自信のないママさんや、ネイティブスピーカーの発音を聞かせたいママさんにもピッタリ。
英語の絵本は、誰でも気軽にできる、英語で子育ての第一歩です。ぜひ、お子様に読んであげてみませんか?