赤ちゃんは消化器官もまだ未熟で、歯もはえてないので食べられるものは限られています。
それでも色んなものを食べて欲しいと親は思うことでしょう。
でもちょっとまって!!赤ちゃんにあげてはいけないものがあるのはご存知ですか?
今回は、赤ちゃんにあげてはいけないもののことを書きたいと思います。
1歳過ぎるまではちみつはあげないで
はちみつを赤ちゃんにあげていけないことは、皆さんご存知だと思いますが、なぜはちみつをあげてはいけないのかは知っていますか?
はちみつは収穫されて殺菌処理をしていない生の状態だと、ボツリヌス菌が含まれていることがあるのです。
このボツリヌス菌は体内環境が未熟な赤ちゃんには処理が出来ないのです。
生のはちみつを食べた赤ちゃんはボツリヌス症を発症し、最悪な場合、死に至ってしまうのです。
自然な甘みがあるのでつい使いたくなってしまうでしょうが、はちみつは1歳になるまであげないようにしましょう。
お刺身などの生ものは絶対にあげないで
お刺身などの生ものは、細菌感染のリスクがあるので絶対にあげないでください。
また、生水も同じです。
必ず沸騰させて冷ました、湯冷ましをあげてくださいね。
赤身のお肉・お魚は脂肪が多く、細かくしても歯ごたえのあるものは、離乳中期~後期にあたえましょう。
最初に与えるならお肉ならささみ・魚なら白身のものをあげるようにしましょう。
あさり・いかなどの海産物・加工品は避けましょう
ソーセージなどの加工品はミンチになっているので赤ちゃんに食べさせても大丈夫なイメージがありますが、添加物や塩分が多く入っているので避けたほうが良いでしょう。
アジなどの干物やしらす干しも塩分が多いので、しっかり茹でて塩分を落としてから離乳食に使用しましょう。
カニ・いか・あさりなどは、アレルギーの心配もありますし、固くて消化によくないので与えるのはやめましょう。
油っこいものや味付けの濃いものも避けましょう
揚げ物やフライドポテト、バター、マヨネーズといった油を含んだものはなるべく使わないようにしましょう。
とはいえ油は腸の潤滑油、離乳食の終わり頃に便秘が気になるなら、ごく少量の油を使ってみると効果があるかもしれませんね。
油を使う場合はごま油やオリーブオイルなどの植物性のものを使うようにしましょう。
また、濃い味付けは赤ちゃんの体に負担がかかる上、濃い味に慣れてしまうと偏食や肥満の原因になってしまうこともあります。
塩分や脂肪分の取りすぎにもつながりますから調味料はなるべく使わず味付けはお出汁程度にしておいたほうがよいでしょう。
市販の顆粒だしも以外に塩分が多いので使わないほうがよいでしょう。
アレルギーの出やすいものは様子をみてね
お蕎麦やたらこ、イチゴやメロンなどのアレルギーが出やすい食べ物は1歳が過ぎるまで与えないようにしましょう。
卵は火を通せば大丈夫とよく書かれていますが、いくら火が通してあっても一度にたくさん与えてしまうのは避けましょう。
どんなものでも離乳食は、はじめて食材はひとさじからでどんなに多くても3さじまでにしておきましょう。