近年、結婚願望のない人の増加が懸念されています。
少子化も心配される中、結婚自体に興味がない人も増えて居るらしいのです。
しかし、一方では、結婚したい人たちも沢山居て婚活ブームとも言われています。
結婚願望のあるなし、その理由について検証してみましょう。
男性の結婚願望
「結婚しないと思う」もしくは「結婚願望がない」と答えた男性
20歳代で20.3パーセント
30歳代で30.4パーセント
40代で38.6パーセントにのぼりました。
年齢とともに結婚したくない男性が増加し、30代以降でその数は1/3にのぼります。
独身貴族と言う言葉通り、独身生活を謳歌している方もいらっしゃるでしょうけど
わたしの知り合いの男性の中には、結婚したいけど収入や健康が心配で結婚を躊躇っているという方も居ます。
若いうちは、収入が少なくても体力ややる気もあり、将来への期待や希望もありますから、結婚願望が高いのかもしれません。
結婚したいと思っていた人も年齢と共に結婚に対して諦めモードになったり
周りの既婚者を見て結婚って大変そうと感じて、結婚したくない気持ちに変化してくる場合もありそうですね。
女性の結婚願望
女性の結婚願望も年齢と共に低下してくるようです。
特に30代になると、男性よりも結婚願望が少なくなるそうです。
理由は、女性が自分の収入で自由に生活出来ること。
男性に対しての収入面での理想が高くなり、結婚することのメリットが少ない。
男性の収入が最低でも600万円かそれ以上、しかもイケメンで優しい人でなくてはいけないという女性も多いそうですよ。
そして、30代以上の男性からすれば、自分より若い女性と結婚したいと願う人が多いわけです。
しかし、20代の女性からすれば、やはり同世代で高収入の男性と結婚したい人が多いから
そういう若くて優秀な男性は、争奪戦になるのです。
そのうちに、結婚出来ないまま30代に突入。。。
男女共に同世代での結婚がより難しくなってきているのかもしれませんね。
結婚願望がある人が居たとしても、お互いのニーズが噛み合わないのです。
需要と供給のバランスが悪いとも言えますね。
生き方の多様化
ひと昔前に比べると、随分と生き方が多様化してきたように思います。
結婚は、しなくてはいけないもの、しないのはどこか可笑しいと言われていた時代もあります。
結婚して子どもを生み、子孫繁栄、家督を相続、それが当たり前で幸せなことという価値観は変わりつつあります。
いえ、最早変わったのかもしれませんね。
結婚しても、子どもは作らないカップルも多くいらっしゃいます。
わたしの友人もそうです。
子どもにお金と時間を掛けるよりも夫婦二人で海外旅行をしたり美味しいものを食べたりしてゆとりのある生活を楽しみたいという考え方です。
結婚願望のない友人は、とにかく特定の彼女や奥さんに縛られたくない。
彼は、不特定多数の女性や友人と自由に友情や恋愛を楽しみたいと言います。
何よりも自由が大切という価値観なのでしょうね。
確かにそういう人は、結婚したらかなりの高確率で浮気や不倫をしそうなので、結婚しない方がいいのかもしれません。
結婚したいのに出来ない人
しかし、結婚したくなくてしない人は良いとしても
結婚したくても出来ない人が多く居るのも現状です。
近年婚活ブームとも言われていますが
結婚相談所や出会い系サイトなどあらゆる手段を使って婚活をしても
なかなか結婚出来ない人も居ます。
どうしてなのでしょうか?
上記でも書いたように、年齢と共に理想が高くなる傾向があり
妥協出来ない方が多いようです。
男性なら、自分がどんなに年を取っていても、理想の女性は、アニメに出てくるような若くてナイスバディーで美人とか。。。
女性なら、ジャニーズのように歌って踊れるイケメンでないと嫌とか。。。
見た目の好みや収入にばかり拘っても、現実は、厳しいですよね。
結婚を焦れば焦るほど結婚が遠のくとも言われています。
結婚するしない
結婚するしないは自由です。
周りにとやかく言われることではないので、したくなければしなくても良いのです。
たった一度の人生ですので、自分がより幸せと思う生き方を選ぶ権利があります。
結婚したいのであれば、そのノウハウを学んで実践して、結婚を目標に努力したら良いのです。
まず、お相手に理想を求める前に、自分自身を磨くことも大切です。
外見も内面も、もちろん生活力も。
結婚は、やはり恋愛と違って責任も出てきますから、心身共に自立が出来ていることが第一条件です。
未熟なまま結婚してしまうと、後に苦労してしまうことになり兼ねません。
経験者は語るでした。
わたしは、離婚を経験して、結婚に対してとてもマイナスイメージを持っています。
正直、今は結婚願望がありません。
独身って何て自由で楽しいんだろう~と感じています。
でも、いずれ再婚したいと思う日が来るかもしれません。
それは、きっと一緒に居たいと思う人が現れた時でしょう。
その時のために、日々自分磨きをしながら、毎日を楽しみながら、暮らしています。
結婚をしてもしなくても幸せを感じて暮らしたい。
それがわたしの理想です。