これだけはやめて!!乳幼児期にやってはいけないこと

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赤ちゃんにとって良かれと思ってしたことが、実は赤ちゃんの命の危険にさらしている場合があります。

意外と知らされていないことがあるので、絶対にやってはいけないことを今回は、紹介したいと思います。



添い寝&やわらかいところでのうつ伏せ寝

スウエーデンの医学専門誌「DagensMedicin」が掲載したヨーテボリ大学小児科教授のヨーラン・ベネグレン氏のインタビューで「最近の研究で、添い寝が乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険因子であることが判明されたそうです。

生後3ヶ月までは別々のベッドで寝ることが重要なんだそうです。

また、柔らかい布団やビニールシーツなどにうつ伏せ寝をさせると、窒息の危険があります。

うつ伏せ寝をさせるのであれば固い毛布の上で、必ず赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

首への強いマッサージと強く揺さぶらないで

赤ちゃんの首を強く動かすことは頚椎を痛める恐れがあります。
これにより10~20秒くらい無呼吸になることがあります。
赤ちゃんは首の延髄にある呼吸中枢が未熟なため、このようなことがおこります。

昔の人はよくしたと思いますが、赤ちゃんをあやすときにたかいたかいをしますが、それだけでも赤ちゃんにとっては深刻なダメージになることがあります。

乳幼児揺さぶられ症候群…一度は皆さんも聞いたことがあると思います。
身体が強く揺さぶられることで脳が頭蓋骨の中でぶつかって、脳にダメージを受けることです。
これにより脳に障害がでたり、寝たきりになってしまう赤ちゃんもいるので注意が必要です。
まだ首が据わってない時期には絶対にやってはいけません。

牛乳やそば、蜂蜜などを与える

えび・貝・蟹・そばは、命に関わるアレルギー症状を引き起こす可能性があるので1歳までは与えないほうがよいでしょう。
牛乳は、飲む時期が早ければ早いほど、アレルギーを起こしやすくなるといわれています。

また、何の加工もしてない蜂蜜には、まれにボツリヌス菌が入り込むことがあり、乳児にボツリヌス菌が入り込むと、乳児ボツリヌス症を発症させることがあります。
お菓子などの加工品は問題ないとされています。

赤ちゃんを暖めすぎないで

赤ちゃんに寒くないよう布団をかけてあげたり、暖房をつけてあげたりすると思います。

しかし、赤ちゃんを暖めすぎてはダメなのです。
赤ちゃんは呼吸中枢が未熟なため、呼吸が不規則になることがあります。
通常は自力で呼吸を再開しますが、寝たときに服を着せすぎていたり、布団を掛けすぎていると、体温が下降しないため、呼吸中枢の応答が低下し、無呼吸状態からの回復が起こりにくくなります。

こまめに室温を調整したり、汗をかいていないかチェックしてあげることが重要です。

また、赤ちゃんは体温が高いため、大人よりも服は一枚少なめで十分です。

抱っこ紐からの落下には注意してね

外出するときに便利な抱っこ紐、赤ちゃんのいるご家庭ならまず、使用しているかと思います。
しかし、最近テレビでもよく耳にする赤ちゃんの抱っこ紐からの落下事故が後を絶ちません。

また、人気メーカーの抱っこ紐は偽者が出回っています。
偽者は赤ちゃんを守るベルトの部分がゆるみやすかったり、バックルがはずれてしまうことがありますので大変危険です。
偽者ではなく、安全点検もきちんとされている本物を買うようにしましょう。

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