新生児期の夜泣きから始まる子育てのイライラ。ママなら誰でも通る道ではないでしょうか。ぐずぐず、後追い、魔の二歳児。。。子供も必死なのはわかっているのに、どうしてもイライラして大きな声を出してしまいますよね。そして子供はさらに泣いてしまうという負のスパイラルです。
そもそもどうしてイライラしてしまうのか。自分の気持ちを整理してみるのはどうでしょうか。
イライラの原因は子供?
まず一言、子育てにイライラするのはみんな同じ、です。
乳児のうちは、授乳・おむつ替え・お風呂・着換え・寝かしつけ。朝から晩までほとんど付きっきりです。ハイハイやあんよが始まれば、危険が無いように、いつも後ろを追いかけなくてはいけなくて、逆に、トイレにさえついてこられてゆっくりできません。2歳になれば、魔の2歳児と言われるイヤイヤ期。その後は躾がはじまります。
そんな子育ての中で、イライラしないわけがないのです。
子供といえど、一人の人間。真摯に向き合えば向き合うほど、イライラは募るばかりです。
子供は気付いています。
子供は、母親が思っている以上に、母親の様子を伺っています。
イライラしたり、おろおろしたりしていれば、子供も不安になります。
不安になれば、子供の精神が安定せずに、余計にグズグズするばかり。
それにまたママがイライラしちゃいますね。
まずは、ママが落ち着くことが大事。
じゃぁ、どうしたら良いのということになれば、とにかく、子供とはそういうものだと、どーんと構えることです。
泣くし、わがままも言うし、グズグズも言うし、手もかかる。そういうものなのです。
そもそも、自分の思い通りにならないからイライラするわけです。
ママの中に、理想の子育てがあって、理想の自分がいて、上手くいかないとイライラするのです。
子育ては千差万別。うちにはうちの、よそにはよその子育てがある。そう割り切ることが第一歩です。そして、何時も子供の目線まで下がって話を聞く、抱きしめる、イライラしそうになったら、深呼吸です。
完璧な子育てなんてありません。みんなが試行錯誤しているのです。思い通りにならなくて、怒鳴ってしまっても、自己嫌悪するなら、子供を抱きしめてあげてください。
愛情が伝われば、子供も落ち着いてきます。
ストレス解消も大事
そして、時々は、旦那さまやご両親などに子供を預けて、お友達とお茶をしたり、自分のやりたいことをする時間を持つことも大切です。
自分を犠牲にして子供のために頑張っているという思いが、さらにイライラに繋がってしまうので、息を抜ける時に抜くことです。
もしも、あなたが、シングルマザーで頼れるような友達もいないのなら、行政の相談窓口を利用してみて下さい。一人ですべてを抱え込むと、イライラは増してしまうばかりです。
最後にもう一度
お子さんは、あなたが思っている以上に、あなたの様子を見ています。
あなたが落ち着いて、穏やかに過ごしていれば、お子さんも落ち着いて、ママがイライラするような行動を取ることが少なくなってきます。
それでも、ご飯を上手に食べられないとか、部屋を片付けられないとか、子育てのステージが変われば、新しい悩みは次々と出てきます。それも、子供が成長しているから。
ママも成長するチャンスです。
怒ることは何も生み出しません。しいて言うなら、負のスパイラルにはまっていくだけです。
大きく深呼吸して、子供と一緒に成長していきましょう。